雨の日のお客様こそ、明日の大口客=相手を思いやる心=シンクロナイズEQ能力
2013年 04月 03日
一番嵐のひどい時間に何とお出かけの用事ができ、靴も持ち物もすべてお風呂に浸かったような状態になってしまいました。
尋ねた先は頑丈なビル。
しーんとしていて外の嵐は全く感じられない状態。
ちなみにこういうマーケットにいたら怖いなーと思いました。外の荒れた状態に身を置いておいたほうが安心かもしれないなと。今の日本、いや、自分がどっちかにどっふり身を置いていやしないか、考えたいなと思いました。
さて、今日、私と同じように強い風に吹かれて、水浸しになった方はお疲れ様でした。
逆にお客様をお迎えした側だったら、嵐の中、来てくださったお客様に心から感謝を。
お客様は「こんな雨の日によりにもよって出かけなければならないなんて」と思っておられることが多いと思います。
それを踏まえて、
「雨の中、すみませんね」とねぎらうとか、ボロボロの傘を観たら、「うちの傘をお持ちになりますか?」と声をかけるとか。
今日、尋ねた先では、そのようにお声をかけていただいて、とてもありがたく思いました。
会社人としてお客様をお迎えする場合は、相手の立場に立って、シンクロ(ここでは共感という意味に使います)し、特に相手の方が初めて訪ねてきてくださった場合は、迷われたりすることもあるわけですから、暴風雨の時にご訪問いただいた場合、特に丁重に対応したいですね。
乾いたタオルをお出ししたり、温かいお茶を出したり、面談の前に気分や身だしなみを整えるお時間を作ってあげるといいですね。
余力があれば駅まで車を出すとか、相手をねぎらえばぐんと印象が増します。
相手の立場に立って考える癖をつけて社会人生活を送るのと送らないのとでは会社人としてのクオリティがいつか大きく開きます。
一流の会社人としてのマナーが身についていれば、つまらないちょっとした言動で相手の気分を台無しにしたり、人間性の底の浅さを見透かされたりすることなく、大きなお客さんを逃さないでしょう。
どんな人もだいたい団子のようになってもつれ込んでゴールに到達するものです。
試験の採点を担当させてもらった時に感じたことですが、合否の判定などわずかな差でしかないことが多いものです。大天才と大凡人の突出が上下にわずかにあるだけで、あとはだいだい同じようなモノ。
とすれば相手を思いやるシンクロEQ能力があれば天才にはなれなくても、団子の競争状態からは浮上します。
新社会人には特に知ってもらいたいですね。雨の日のお客様こそ、明日の大口客になる可能性大!
相手をいたわる気持ちで接してみましょう。
そして、それを10年も続けたら自分の周りはロイヤルカスタマー(ここでは自分を特にひいきにしてくれる人の意味に使っています)だらけに!
by yoshi-aki2006 | 2013-04-03 23:09 | アンテナ | Comments(0)