接客のコツ
2013年 06月 13日
でも、一言でいうと接客業で成功するには「問題解決能力があるかどうか」だと思います。
例を挙げてみましょう。
仕事で着用する服を探しに行くと、現場の対応は2つに分かれます。
問題解決能力のある現場は「こういう服を探しています」とメッセージを伝えると、販売員さんがパパパッと体が動く。そして、私の言葉からリサーチした服をたくさん持ってきてくれる。
「うーん、いまいち」と言って帰ろうとしても「あ、これはどうですか?」「こういうのはどうですか?」と客が気に入らなかったポイントを消去法で次に選ぶ服をふるいにかけて、真剣にいろいろ探してくれる。
そのスピード感を伴った一生懸命さに打たれるし、いろいろ持ってきてくれる中に気に入ったものが見つかる。
「この販売員さんは若いのにえらいなー」と感じる現場や、ベテラン店長が魔法のように予定額以上に売る現場をいくつか知っています。
問題解決能力のない現場は対応が全く違います。
一生懸命探してはくれるし、愛想もけして悪くない。
でも、スピード感と客のニーズへのシンクロ度がやや劣る気がします。「こういう服を探しています」と伝えると、問題解決能力のある現場ではともかく、どんどん客の元に服を選んで持ってきてくれるのですが、問題解決能力のない現場では、どこか、きょとんとしている。だから駄目だしされても販売員さんのほうで「はあ・・・・」と一端、引いたり「きょとん」としてしまうから、客のニーズが理解できないまま、終わってしまう。
「ホント、私たち世代の着る仕事服ってないのよねー」というと販売員さんたちもうなずいて「お客さん、皆さん、そうおっしゃいます」と世間話モードになってしまう。客と一緒になって話している場合ではないのでは? と感じるのですが、どこか他人ごとで、それで終わってしまう。
そういう時、今、ここに仕事の種があるのになーと感じます。
でも、きっと私だって、人からみたら「ホラ、あなたの足元に仕事の種が転がっているよ」という具合に気がつかず、見落としていることってたくさんあるのでしょう。
みんな、自分の足元のことがわからないんだとおもいます。
仕事の種は客を見ていればわかる!
その思いを大切に仕事のタネを探し、大切にしていきたいですね。
さて、大阪講演会にたくさんのご来場ありがとうございました。
主催企業さんが開催されている別のバージョンの講演会があるのですが、その講師先生がご案内されて、ホルダーが多い会社の社長がIR説明をなさるということで、その講演を目的にいらしたご来場者と私の株式講演会が聞きたくてご来場くださったお客様とが明確にわかる現場でした。
前回、大阪に来たとき、会場に入りきれずに入り口にまでお客様があふれかえっていたのと比べて、今日は椅子が足りないという状態ではないなあ、と壇上から拝見して感じたのですが、目の錯覚でした。
というのも会場に入りきらなかった前の会場の収容人数は350。
そこに450名もご来場いただいてパンク寸前になっていたのですが、
この日の会場の収容人数は500。
ちょっと余裕があるように見えたのですが、人数面では前回以上だったかもしれません。
ホントにたくさんのご来場、ありがとうございました。
帰り際、「前の木村さんの講演で<レジュメが足りないから結論だけ言います。株は早く売ったほうがいい>と言ってくれたのですぐ売って、6月の下げに巻き込まれずに済んだ。ありがとう」と親子でお礼を言われました。
いろいろ自分なりに仕事の課題を感じていた時だけに、励みになりました!こちらこそありがとうございます!
この日の模様を写真に撮るのを忘れてしまいましたので、別の日のお写真ですが、
ピンポン玉のように各地に連日伺うモードはまだまだ続きます。ご都合が会えばいらしてくださいませ!
お待ちしています!
by yoshi-aki2006 | 2013-06-13 10:02 | ビジネス | Comments(0)