自己利益最大化の人達との賢い付き合い方~定年後家夫、お宅はどっちタイプ?
2015年 07月 12日
というのも家事はやりだしたらきりがありません。このきりのない家事を仕事ができる妻ほど、コンプリート志向が強いので完璧に成し遂げようとします。
たとえばお茶を飲もうかなと思ったとしましょう。お湯、お茶の葉、湯呑などのお道具をいつでも使えるようにセットすることの大変さはやってみた人だけが分かること。
お茶の葉を買いおくには買い物が必要ですし、
お湯を沸かし適切な温度管理でいいお茶を入れるには、智恵と対処がモノをいいます。
湯呑をキレイに洗い、いつでも取り出せるように収納してあるからこそ、すぐにお茶が用意できるわけですが、
家族が気まぐれにお茶を入れた場合、お茶の葉をいつもの定位置に置き直していない、湯呑はシンクに汚れたまま放置、急須にはお茶葉を入れっ放しにしてあったりするため、次にお茶を入れようとするとアラ? 前のお茶が入っている、これいつのお茶? とその処理からしなくてはならなくなります。
お茶タイムが終わるとまた、湯呑、急須を洗い、出た茶葉ごみを捨てて・・・・という具合に家事はエンドレスです。
毎食作っては出し、かたずけて、買い物に行き、ゴミを捨て・・・・・・・が一日三食も続くと、それだけで女性はへとへとになります。働く女性は土日も仕事の準備や次の予定のために勉強もしたいし、体も休めたいわけですが、土日に三食×3回=9食も作ると体力気力に大きなダメージを受けてしまいます。
が、作ってもらう側はそんなことはお構いなしです。働く妻が髪を振り乱して食事の支度をしている間も、新聞を読み、テレビ、PC、趣味のカメラなどを磨いたり触ったりし、自動販売機から食事が自動的に出てくるくらいに思っているわけです。
しかし、こんな夫婦像が父母の時代には当たり前のようでした。
いまどき、そういう夫がいたなら、「何ともまあ、贅沢な」といわれるはずです。そいう家の旦那さんはたいてい、定年モードで、奥さんは現役だったりするのですが。
子供は巣立っても、夫は巣立たない。
「ここは自分の巣」であるからして、定年後、ずっと奥さんに三食用意してもらえるものだと思っている。
奥さんにしてみればこういう三食家ご飯の定年後夫は「永久のデッド(負債)」、死ぬまで返し終わらない借金のようなものと感じるかもしれません。
なんでそうなるのかなあ??? と女性たちと意見交換する機会がありました。
得られた結論は、以前で言う自己チュー。
自己利益最大化が定年後家夫の主要な「消費者余剰」なんだということです。
人は何かで得したい。
これはどんな人でもそうだろうと思います。
定年後家夫は社会で得できる機会をほとんど喪失しています。
だから家でパソコン相手に株式投資にいそしんだり、株主総会に出たり、何か、自分が
消費者余剰=早い話がお得なものを感じられる機会を探すわけです。
家で家事を手伝おうとする殊勝な夫はたぶん、社会的にも有用な人であり、会社でも出世した人だろうと思います。出世した人は他人のお困りごとの解決や他人に親切にして、ほめられながら出世するインセンティブを感じてきた人だろうからです。
会社でも大した役職にもつかず、社会的にも有用な活動をしなかった夫なら、家で配偶者に家事をしてもらうことこそが消費者余剰の最大化であり、自己利益を最大にできる最も確実な方法になります。
だから自分の得した感の最大化をはかるために働く妻に家事全部を押しつけようとするわけです。
それがそうした夫にとっての最大のお得なことなので「定年後家夫」のうち社会的・会社的にいまいちだった男性ほど、妻に家事をさせるのです。
それがいや、そんなのヒドイ。
そうなりたくなければ出世する男を夫にすることです。
しかし、その道にも落とし穴あり。
出世する男はモテル。
ほかの女に取られるリスクが高いです。取られないまでもたびたびの浮気騒動は覚悟しなければなりません。
浮気がない場合でも早死リスクがあります。出世する男は激務であることが多いです。激務にむしばまれ、「楽しい老後」を一緒過ごそうと思っていたのに、あっという間にあの世に行ってしまいます。
すると、「定年後家夫」のうち、ほかの女にも取られず、早死にもしない場合は妻に家事を全部押し付ける出世しなかったタイプの男である確率は高く、しかもその男は超長生きという可能性が高いことになります。
自己利益最大化を身近なところで得ようとする人は健康管理も怠りなく、自分が動いて何かするわけではないため、体力消耗も少なく、必然的に長生きすることが多いといえます。お得感を目いっぱい味わいたい人の場合、「長生き」もお得感と一体化している価値観であったりします。
あ! そういえば××さんちのカップル、いや▼△さんちのカップルがこの例にぴったり!
ところで我が家は?
家庭の平和のためにそのあたりはぼかしておくことにしましょう!
働く女性よ、永久のデッドをつかんだら、石でできたお地蔵様を背中に担いでメコン川を渡る覚悟で頑張りましょう!
黄金を抱いて飛べは聖書の言葉。黄金は重たい。空中を飛ぶとまっさかさまに落ちる!
川で石地蔵は大丈夫か?
どっちにしても働いて、配偶者も得て、と2つつかんだ手で泳ぐ大変さを選んだのだから(アベノミクスでは「輝く女性」だとしても、ぶっちゃけ、仕事も家庭もと欲張ったんだから)、行ける所まで行こうじゃありませんか。どちらも得ないまま、どこにも行かない人生よりは楽しいはずです!
7月14日は名古屋、
15日大阪、
16日東京
7月22日東京
23日山口県
7月25日名古屋
詳しくは木村佳子の講演会スケジュールをご覧くださいね!
ところで働く夫に家事を全部押し付け、超長生きな妻もいます。
どうしたら、男女ともに仕事と家事をうまくシエアできるのだろうか?
しっかり研究してみたいと思います!
by yoshi-aki2006 | 2015-07-12 22:39 | 事象観察 | Comments(0)












