角さん、あなたは偉かった!
2016年 05月 15日

一路、日経ホールで開催されたFP東京支部主催の継続研修講演会に初参加しました。
この日の講師JPモルガンの佐々木融さんの話を聞きたかったので、間に合ってよかったです!
佐々木融さんは私と同じ「分析おたく(失礼(^^))」の匂いがしてちょっと嬉しかったです。
為替の見通しはほぼ私の朝活株式セミナーと同じでしたが、「どの道筋からどう説明されるのか」という点で、佐々木さんのアプローチに大いに納得する箇所がたくさんありました。
佐々木融さんの講演内容もさることながら、よく通る聞き取りやすい声をされていて、とてもよかったです。
ちなみに、佐々木さんや三菱UFJの 藤戸則弘さん、北野一さんなど一流の講演者は難しい話を的をついたポイントに集約されるので、プロのみならず個人投資家に人気があるのがうなずけます。
二部の講師は藤沢久美さん。タイトルは「為替の見通しとFPのアドバイス」。「えっ? 藤沢さんが為替見通しを話すの?」という点にまずびっくり(タイトルはご自身がつけたものではなかったそうです)。
それと、レジュメがない点にもびっくりしました。レジュメなしって講演者にとって、とても勇気がいることです。
まず、私にはできないなあ・・・。レジュメがない講演は。
もっとも講演内容はレジュメがなくても大丈夫なものでしたから、それもありなのかと思いました。
レジュメ作成に毎回、七転八倒する私にはうらやましい限りな講演スタイルです
(^^)。
一度やってみたい! いや、できない!(^^)
内容は、最初の1時間は「タイトル消化にご苦労されている・・・」と思い、「FPさん」という呼称にも違和感がありましたが、後半は適度に「FPさん」をヨイショされることにくすぐられ、ご自身がかかわる全役職や会議、知名度のある人たちの話を盛り込み、役に立つ内容でした。
特にダボス会議は「各国要人の密談の場」という話は前々からそう思っていた不思議な会議だっただけに、日本から要人参加の活動に携わる彼女がそう明かされることで、「やっぱりそうなのか」と思いました。だからと言って、彼女はそれを糾弾するとか、告発するわけではなく、そこで活動できていることがきっとご自身にとって「いいこと」「満足すべきこと」なのでしょう。
密談の場たる場所に日本から要人を担ぎ出す活動を推進していることより、「要人が集まる場所」に携わっていることに価値を見出しておられるからでしょう。
この、はたから見ると不思議な感じ、ある種の可愛さが野心満々なオジサマらをずっこけさせ、ファンにさせる彼女の魅力なのだと思います。
で、ずっこけさせて彼女のファンになったオジサマたちをばっさばっさ、踏み越えていくのがこれまたお見事なところ。
陥りがちな女子道では、賢すぎる人はいきり立ったり、相手の非を責め立てたり、筋を通そうとか正しい病にかかったり、好きな人と群れたり、旗手を鮮明にしすぎたり、色恋に我を忘れたりと派手ですが、その分、無駄が多い。そして、できる女子は人からあまり好かれない。特にオジサマには嫌われる確率が高いでしょう。結局、やっていることが効果的ではないわけです。この点でも藤沢さんはお見事です。
そして、彼女も声がいいですね。話し方も佐々木かをりさんと似て、滑舌が国際感覚で英語を使う機会が多いんだろうな、と感じました。
マーケットにかかわるテーマの講演は命がけでやらないとバッサリ、思いがけないタイミングで相場や投資家に斬り込まれ、あっという間に大切なものをなくします。信用であったり、損失であったりです。
その超絶の痛みは経験した人間でないとわからないものです。腹水盆に返らずといいますが、油断していると今でも、そういうことはあります。そして、「あ、」という間に手から水がこぼれていきます。
だから、舐めた考えでマーケットに身を置くのは専門家も投資家もホントに危険なことなのです。
私も何度も何度も「片手間にマーケットを語れるような甘いもんじゃない」という経験を積んで、汗をかき、恥をかき、ここまできました。だから、というわけではありませんが、ほかの事は一切できない、狭い世界の一専門家にすぎません。
しかし、藤沢さんはそうした部分にはあまり拘泥しないで実にざっくりとしておられる。アナリストなら人前で拡散できない細かな数字がちょっと違っているとか、今はそうじゃなくなっているという金融情勢の差異をあまり気にしないでざっくり語る。
そのちょっとしたデータの「あららん?」が彼女のチャーミングさの源泉になり、人によっては「なんだよ、そのざっくり感は」と叱られる可能性もある中で、彼女の場合はいろんな他の要素との超絶バランスで「可愛い人」と受け止められるんでしょう。素敵ですね。
それと「どこどこ会社の役員をしている」「著名人や政治家と親しい」という類の話は自慢話に聞こえかねないので、どんなに著名人と交流があっても人に話さないとか、講演の話材として避ける人がいますが、彼女はいつもテレビや講演で上手に自己PRと聞こえない話し方をされる点で感心します。
以前はお上品な楚々とした美人感の強い人と感じましたが、だいぶ貫禄がついて、いい意味でちょっとすれて、べらんめえ調にもなられ、ある意味、人なれ、こなれて今、お付き合いされている人たちがどんな人たちなのか、彼女の立ち位置が見えてくる感じがありました。どうぞ、頑張ってくださいと思います。
アウトプットばかりしていると枯渇するので、こういうふうにたまに人の講演を聞き、脳みそ、価値観の違いを体感することはいい経験になります。
朝からジュースだけだったので東京駅で腹ごしらえし、さらに広島へ。
そして、あっという間に広島につきました。
便利な世の中になったものです。
四時間の車中で石原慎太郎著「天才」読了。田中角栄氏の物語。今、まさに田中角栄氏が提唱した通りのインフラが実現していることに感慨深いものがあります。それと、「そうか、ロッキードは思っていた通りのことだったんだ」と私なりに納得しました。

角さん、あなたは偉かった!
角さんが首相から退いてからこのかた、彼の「志」を理解し、その筋を通そうとしている政治家は果たしていただろうか?
それを考えられる成熟した国民でなければならないと思います。歴史上、かつて失脚した政治家の中にも恥辱にまみれて政権から去った人の中にも、おそらく、「ああ、そうだったのか」という知られざる真実が一杯あることでしょう。
私たちは賢くあらなければならないと思います。
物事の本質を見抜く力を持とう! そう思います。
というわけで新幹線は一日三食おうちごはんの家族+猫たんがいないので読書が進む進む(^^) 広島での講演も頑張るぞ!!(^^)
23日は平塚
6月7日は名古屋中電ホール
6月8日は八日市場に伺います。
詳細はこちらで!
by yoshi-aki2006 | 2016-05-15 02:49 | 日々雑感 | Comments(3)
佐々木融さんの講演は私にはちょっとむつかしかったですが、聞いてよかったと思います。藤沢さんのお話は確かに前半は申し訳ないと思いながらも寝てしまいました。隣の人が日経新聞を音を立てて読んでいて、それが目覚ましがわりになりましたが((#^.^#) 確かに藤沢さんほど役職自慢をする人は珍しいと思いますが、自分でも言わずにおられないほど嬉しいんだろうと母の気持ちで((*^-^*)聞き流すことにしています((´∀`*)ウフフ
またどこかでお会いしたいです!
それと私も「FPさん」と呼ばれるのはちょっと嫌な気がしました。あのお方もFPさんなのですよ。でも、あの方が私たちをFPさんと呼ぶとき、ちょっと上から目線を感じました((⌒▽⌒)アハハ! ヒガミなのかもしれませんけど。嫌な気持ちになったのは私だけではなかったんですね。ちょっとうれしくなってコメント追加しました。ひつこくてすみません!
コメントありがとうございます!
確かに眠い講演もありますが、意外なことに演台からは全部見えてしまうのですよ~。
私も人のふり見てわがふりを直したいと思います(^^)
また、お会いできるような機会があるとうれしいですね!












