東京都知事選挙の行方
2016年 07月 12日
●7月14日に選挙告示
●7月31日が選挙
となるようです。
12日に鳥越俊太郎さんが立候補表明され、ほかにもたくさんの立候補者がいますが、主だったところという点では
小池百合子さん
増田寛也さん
鳥越俊太郎さん
の争いになりそうな気がします。
今までの職歴から、現実的に判断すると増田さんがもっとも都知事選上は有利なのかな、と思います。
しかし、増田さんでは「当たり前」過ぎて、ちょっと・・・・という印象のほか、小池さんと並ぶとお二人からは永田町の匂いが立ちすぎているように感じられます。小池さんの行動から永田町のごたごたがニュースで報道されることと関係しているのでしょうか?
その点、鳥越さんにはぐっと魅力を感じます。
体調面で気になるところはありますが、
鳥越さんなら生活者・都民の実感に近い感覚をもって実務にあたってくれると思いますし、都民が疑問に思うことは鳥越さんも疑問に思うだろうという点では信頼感が持てます。
だから鳥越さんらしい情報の発信力で「こういうことなんですが、皆さん、どうですか?」と問いかけ、いい方向に都政を導いてくれるのではないかと感じるのです。
青島さんが都知事だったことを考えると鳥越さんが都知事であっても全然、違和感はないです。
しかし、やっぱりオリンピックというイベントを控える今、相当の激務が予想され、それが年齢的、体力的にどうなのかな、という気持ちは覚えます。
さて、唯一の女性候補、小池さんはどうでしょうか。
小池さんからは永田町の匂いが立つほか、ロジックも永田町的で、昭和の匂いも感じられます。
私たちの先輩世代であり、頑張るやり手女性という印象ですが、
小池さんはこれまでの政界の渡り歩き方から
男性、特に永田町の男性からは完全に警戒、敬遠されてしまっていますね。
その点を「戦いザマを見てほしい」と小池さんはおっしゃるわけですが、
女性として、いじめる男に負けずに頑張って! ともろ手を挙げて応援したい気持ちにはなかなかなれない・・・・、と感じている女性も少なくないのではないでしょうか。
市井の女性から熱烈には支持されにくくなっているように感じるのはなぜなんだろうなあ。
それは時代の枠組みが変わってしまい、小池さんのあり様をかっこいいと感じる人たちがライフステージの移行によって、いなくなっているからではないかと思います。
そこを小池さんが読み切れていないように思います。
となると、増田さんか鳥越さんかの二者択一になるのかな。
増田さんなら岩手県で見たような豪華な建造物だらけの東京が見え、
鳥越さんなら都民が合唱をしているような東京が見え。
選ぶ側がどちらの東京が好きか?
考えさせられる選挙となりそうです。
勝ちに不思議の勝ちがあるという点で鳥越さんに風が吹くかもしれません。
手堅い票読みという基盤からいえば増田さんかもしれません。
さて、どうしようか?
考え中です(*^-^*)
皆さんはどちらを選ぶんでしょうか。
選挙の結果も楽しみです(*^-^*)
by yoshi-aki2006 | 2016-07-12 22:08 | アンテナ | Comments(0)