沖仁コンサート

銀座ヤマハで沖仁さんのコンサート。

私の通っているフラメンコ・スタジオには
矢木一好さんが時々、来てくださり、他の教室のかたから垂涎の的になっている。

で、コンサートや発表会では矢木さんのギターを聴く機会が多く、とっても恵まれているのだが、いろいろ勉強もしなければ、と思っていたところパセオフラメンコの社長さんのブログで高く評価されていた沖仁さんのコンサート告知に目が止まる。

合間合間にちょこちょこ精神で億劫がらずに出かけてみることにした。

沖仁さんは土曜日のテレビ東京「地球街道」のテーマ曲を手がけておられるのでご存知のかたもいらっしゃると思う。

伸びやかで明るい感性。
温かい優しい調べ。
そして、音にこの先、豊かに広がっていく光のようなきらめきがある。

若い芸術家はどんどん応援しなければ! とCDを買い、サインをしてもらう。

パルメーラ(手拍子や足拍子でリズムを刻むアルティスタ)のミツコさんもとてもよかった。

帰り道、アクースティカというスペイン音楽専門店に寄って先日買い忘れた最新のCDを買い、いつも的確に音楽のことを教えてくださるお店の方に聞く。
「沖仁さんのすごさは作曲できることなんですよ」
という。
フラメンコ曲を作曲したり、カンテが入るものもオッケーな日本人というのは珍しい存在のようだ。また、ギターで客を呼べる若手では数少ないアルティスタなのだという。

いろいろ詳しい人に教えてもらって、とってもラッキーだ。
仕事で放電した後、また真っ白になって次の仕事に入っていく。そうした「つなぎ」に沖仁さんのCDを聴かせてもらうことにしよう。
きっと心の中にキラキラとした羽虫が飛び交うような気がする。

by yoshi-aki2006 | 2006-07-08 22:04 | アンテナ | Comments(2)  

Commented by 亮子 at 2006-07-09 09:40 x
コンサートで生の音楽をきくと 体のゆがんだ電極から放電され さらに心が充電される気がしますよね。
せっかく東京にいるのだからと 私も おっくうがらず 足を運ぶようにしています。
寝てしまうことも結構あるんだけれど あれがまた 
「あ、もったいない 聴きたいのに、でも気持ちよすぎてねてしまうzzz」と
至極の時間です。
Commented by yoshi-aki2006 at 2006-07-09 11:07
展覧会やコンサート、講演、公演など参加すると必ず収穫がありますね。私はすごく欲張りなので、本を読むと、いろいろインスピレーションが沸き、頭に電気が走って仕事が手につかなくなるので(潜水したみたいに現実に戻れなくなる・・・とかいって要するにサボり病をかっこつけていっているだけって気もしますが・・・笑)、先方で始まり、先方で終わってくれるこうしたコンサートは非常に適度な刺激と思えます。

お客さんが呼べるアーティスト。
来た人をファンにさせるアーティスト。
それは人柄と意欲、技術の蓄積、研鑽なんだと思います。
仕事、家事、事務、マネジメントの合間にちょこちょこお出かけ。
しんどくて寝ていようという誘惑もあるんですが、お出かけ癖をつけるといいみたい。夫からは「野良猫みたいにあちこち行かないでちょっとは家のかたずけくらいしようよ」と小言を言われてしまうのですがへの河童です(笑)

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