マスメディアが小池批判を封印する理由
2017年 10月 07日
マスメディアはスポンサー命。
マスメディアも企業だから営利追及はする。ここまでは理解できますが、こういう記事を読むと、難しいもんだなあと思います。
小池百合子さんが出演者を選別
誰しも生番組でやり込められたくない。
安倍サイドも政権批判には「ご説明」隊が繰り出して、政策を説明にやってきたり、電話で説明がなされたりする、と以前、報道されていたため、政治家がテレビ出演する際、
局側が批判ばんばんで政治家のメンツをつぶさないように、ある程度、配慮しよう、という気持ちになるとしても、
まともな意見まで封印されるのはどうかな、と思います。
小池百合子さんを批判していた政治評論家の口数が少なくなり、あまり批判めいたことを言わなくなったな、と感じた背景にはこうした事情があるんですね。
国際弁護士も、解説委員もみんな批判を丸くされていますが同じような要請があったんでしょうね。
不思議だなあ、と思っていたので事情が呑み込めました。
しかし、
こうしたことは「ソンタク」を批判してきたメディアの自己矛盾なので、是々否々はしっかりしたいものですね。
中立を貫くのはなかなかむつかしいものですが、
「ソンタク」しすぎるとメディア操縦→政治の方向性が意図的に誘導されてしまう
リスクがあり、その方向が間違うと国民生活に影響し、結局、視聴者が困窮することになるし、スポンサー企業もめぐりめぐって消費現場疲弊から業績に響くので、どこか間違った情報濾過装置とならないようなガバナンスを保っていただきたいものです。
ガバナンスを口にしていた人がアンチ・ガバナンス
では洒落にはなりません。
さて、昨日は大きな地震でびっくりしました。
為替市場も一部、北朝鮮緊迫報道を受け、ドル安場面に転じる状況も。
投資家としてしっかり現状認識し、将来に向けて社会的価値を創造していく企業を発掘し、応援していきたいものです。
11月6日は日中ですが、東京茅場町/東証会館大ホールで企業の個人投資家向けIRセミナーと私・木村佳子の株式講演会があります。
民主主義にのっとった政治のむつかしさは企業など組織で仕事している人にも通じるものがあると思います。
会議でみんなの共感を得て、企画が採用され、推進し、
結果を出さなければならないわけです。
それが一発だけでなく継続して結果を出していかなければならない。
人が協力してくれないとか、企画がいまいちとか、実行力にかけるとかではNGで
やる気だけでもダメだし、
推進する一方でもダメだし、
本当にむつかしいものです。
実績を上げ続ける企業
挑戦する企業
還元する企業
人を育てる企業
見つけたいですね!
お待ちしています!
by yoshi-aki2006 | 2017-10-07 09:45 | アンテナ | Comments(0)