意外な人が自分をライバル視している

自分が自分のことを一番、わかっていないものだ、と言えるのかもしれませんね。
ひょんなことから「○○さんがライバル視している相手ってあなたなんだって」と聞かされて
「えーーーーーっっ」とひっくり返りました。

まったくそんなこと、思ったこともなかった意外な人物でした。

どうしてまた?

もっと大物をライバル視すればいいのに。バカじゃないの?(失礼)と。

しかし、自分が鈍感なだけかもしれません。
相手から見れば私のスタンスがうらやましいのかもしれませんね。
何でうらやましく感じるんだろう?

唯一思い当たるのは、その方はカッコつけが命で私はそれがない点かな。
カッコつけてどうする? と思うから、私は相手の方の問題解決に全力投球する(しているつもりです)(^_-)

が、その方は自分の問題解決がどうしても優先してしまうように見えます。つまりプライドが高い。
また、そのプライドがあるから苦しまれているようにも見えます。

たとえば、招聘された場合、絶対グリーン車でないと行かない、みたいなプライド。
私は、「そりゃ、グリーン車を用意してくれたに越したことはないけど、そうでなくても相手の都合優先」と考えます。だから、失礼な扱いだと怒ったりはしない。

が、プライドさんは「なんだ、呼んでおいてグリーンじゃないなんて!」と怒ったりする。
何様じゃあるまいし、と私は思うので、ハイハイと普通車でもいとわない。
プライドさんはその私の姿勢が自分にはできないことなので腹立たしいというか、うらやましいのではないかと思います。

仕事を発注する側はあんまりうるさいことをいう先生は呼びたくない。
自然と、プライドさんは仕事が減り、私は適度に仕事に恵まれているということはあるかもしれない。
私たち仕事をもらう側は「何様か」と思われたらおしまいなんですよ。そのことにいかに早く気がつくか、が勝負だと思います。

だからと言って聞ける話と聞けない話はありますが、正常な商道徳に基ずいて、誰が聞いても筋の通った仕事の仕方を心掛けることが大事なんだと思います。

用意された弁当が気にくわないとして講演前にメロンを用意させた先生はもはや名前を聞かないし、
担当者がちゃんと電車を間違わないように念を押さなかったと乗り間違えたことに腹を立て、講演当日に現場に行かなかった大物先生の講演も見かけません。

人間だから失敗もあるし判断ミスもあり、私も赤恥青恥をかいて学んできたことだからエラそうなことは言えませんが、「あんた、何様」なことをして、仕事が発展すると思ったらお門違いもいいとこです。
驕れる平家、久しからずや。

あるいはずっと勉強を続けるモチベーションに対してライバル視されているのかもしれない。
私は勉強しないとついていけないと思うので、
恥をかいた分、勉強するしかない、というスタンスです。

それでもまだまだ不十分です。
もっと勉強しなければならないし、ほっとしたり、のほほんとしたり、遊びに行く気持ちにはとてもなれません。

そういうスタンスに対して、
「この人、いつまでも勉強しちゃってさ、あんたが頑張るからこっちまで頑張らなくちゃならないじゃないか」と思われているかもしれない。

私は酒も飲まないし、ゴルフに行ったり、有名人と食事したりも興味がない。

ともかく講演に備えて準備しなければならないし、その頭と体を維持するためにいろいろなことをします。そして、「おかれた場所で咲きなさい」ということで家族の世話、ホームレスだった猫の世話を営々黙々とする。

それ自体がライバルなのだとすれば
生活に対する考え方、寿命に対する考え方そのものに対することなのだろうかと。

翻って、私は誰がライバルなのだろうな?

以前は、あの人みたいになりたいなとかあの人のような立場になりたいなと思ったこともありましたが、
今は、生生流転を基本に「おかれた場所で咲きなさい」と考えて、誰のことも気にならなくなり、
ひたすら自分の課題をともしびにして暗い道をともしび頼りに歩くのみかな~。

そして、苦手感を感じることにはその場所に転勤を命じられたととらえて全力投球するのみです。

いや、でも嬉しいぞ。

私をライバルに思ってくれている人がいるなんてね。
意外な人が自分をライバルに思っているもんだな。

ところであなたのライバルってどなたでしょうね。
そして、あなたをライバル視している人は誰でしょうね。

友達同士でそういうトピックで話してみるのも面白そうですね。


もちろん、本当のことを言う友達と言わない友達はいそうですけど、それもケセラセラ(⌒∇⌒)



by yoshi-aki2006 | 2018-04-08 03:43 | アンテナ | Comments(0)  

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