LINEやメールのルール~ネット時代のリスク管理
2018年 08月 18日
なぜ、LINEの文面が流出するのかも含め、話題として盛り上がっていたものでしたが、最近、考えさせられるLINEの使い方をするケースに遭遇しました。
私は自分のLINEをどんなに親しい人であっても本人の了解なしにはその画面を第三者に見せたりはまずしませんし、業務連絡などで道案内の類をいち早く複数の人に伝えなければならないときはコピー&ペーストで地図などの情報を送ることがありますが、私信に相当する部分は親展性を大切にします。
スマホ画面をやり取りした人以外に無断で第三者に見せたり、「だれだれさんはこう言っていた」ということをコピー&ペーストで無断で人とのやり取りに使ったりしません。
しかし、それを平気でやる四捨五入60歳がいましたね。
「ほらほら、この人、こう言ってんのよ、ほら」とスマホ画面を見せるわけです。
しかも、かなり微妙な話題で。
しかも、自分の立場を有利にするために。
相手のメンツ丸つぶれ、でもお構いなく。
こういう人は危ないですね。絶対にLINEなどでやり取りしてはいけない相手だと思います。
なので開通していたら、即刻でブロックしたほうがリスク回避になります。
だらだらとつながっているほうがおかしいわけで、株式投資や通貨投資と同じで、
「おかしいな」と思ったら速攻で関係を切ったほうがいいです。
トルコリラを観てもわかるように、「おかしいな」と思ったら、速攻で切る。
その素早さが大事だと思います。
そして二度と振り返ってはだめですね。惜しい、とか角が立つとか思わないことです。
「まだまだこの先においしい部分が残っているかもしれない」という甘い考えが危険です。
変なものは変。
どうして、判断を間違うかというと、たいていは「オール変」でなく「まだら変」だからです。
そのまだら状態の中の「まともな部分」を見て、その部分に期待してしまうからだまされる。
「変」な部分が異常値水準であれば「全体が変」と思ったほうがいいです。
それは腐りかけの果実よろしく、いずれ全部腐る。
その腐った果実を食べてお腹を壊したり、具合が悪くなってからでは遅い。
メールやメッセンジャーでのやり取りもそうですね。
今では見ず知らずの人から相手にメッセージを送れる環境が整備され、いろいろな意見を送ることが可能ですが、いきなり「××について教えてください」とか「××どう思いますか?」と自分が興味を持っていたり利益になるテーマで振ってきて、最低限の返信を返したら、それでおしまいのはずが、「私はこういう仕事をしています」など、ジ・エンドにならず始まってしまうんですね。
こちらが「興味がありません」と穏便な言い方で返しているのにしつこく、「これを読んでください」だとか何度も言ってくる場合、一方的だなあ、と感じます。
一方的な会話にはついていけないですよね。
自分も気を付けなければならないことですが。
一方的であるのも「変」の特徴の一つです。
人との付き合いがむつかしい。
なので、「パス」と思ったら速攻で「バス」したほうがいいです。
因みにこうした姿勢をとることは資産運用にも有効ですね。
急落が喧伝されているトルコリラですが、私も「知らなければ語れない」という取材の一環で28くらいの時に建ててみたことがあります。が、動きが変。出てくるニュースがアメリカと対峙。
こりゃあ、あかんわ、と26あたりで切りました。
しかし、「見通し」を聞いてきた人の中には「頑張って戻りを待つ」という人がいました。
20くらいの時の質問で、私は「すぐ損切ったほうがいいですよ」と回答したのですが、「そうですか。だめですか。でも・・・・、24には戻ると自分は思っていますからもうちょっと頑張ってみます」ということでした。投資対象が「変」であり、投資者は「バランス感覚の人」で、バランス感覚の人は「変」なものに振り回されてもバランスを取り続けようとして、ずっこける。
変調をきたしているものを対象にバランスをとるのは非常にむつかしい。
痛手を被って学ぶ人もいるから、人それぞれですけど。
さて、毎週水曜日正午更新のゆうちゅうぶ動画、どうぞ、ご覧くださいね。
リンクしておきます! よろしくです。
木村佳子の経済都市伝説
by yoshi-aki2006 | 2018-08-18 07:12 | 日々雑感 | Comments(0)