家猫になったサリーに学ぶ猫力
2019年 02月 06日

この猫ちゃんはもともと外猫でした。
私が夕方、毎日のように大学院に通っている時、決まって塀の上にいて、じーっと私を見ていました。
サリーに気がついた私は、時々、餌をあげるようになりました。
夏が過ぎ、秋が過ぎ、しばらく姿が見えないのでどうしたかな、と心配していたら、ある日、子供を連れていました。
そして、またお腹が大きいかも? という風に見えたみぞれが降る冬に、ものすごく弱っていたので、「この冬は越せないかも?」と感じられて、思い切って家に連れてきました。
子猫は家族の話ではほかの人が心配げに見ていたので、連れて行ったかも、とのことでした。
さて、ほかにもたくさん外猫がいた中で、この猫ちゃんが運よく家猫になったポイントは?
毎日、私が通る時間に塀の上で待っていたこと。
サリーを知る人の話によると、
夜に道路工事があったりすると必ず、人前に出てきて、お弁当のおかずをもらえる機会を作っていたこと。
冬場はホームレスのオジサンか何かのこたつ役をしていたらしく、相互にメリットがあるように人間との関係を学習し、構築していたこと。
この猫なりに賢く生き延びる術を確立していたんだなと思います。


自分にかまってくれているのか。
サリー、と語り掛けると必ず返事を返します。
自分のことを言われているとわかっているんですね。
私が出かけようとすると、さっとご飯をねだって、主の長時間の不在の間、飢えないように段取りもしています。
トイレを済ますと、「しました~」と報告に来て、きれいに掃除してもらおうとします。
サリーの排泄物をみてお腹の調子もわかってあげられるので、なかなか、インフォメーションが上手ですね。
家族でご飯を食べていると、自分もお膳の近くにやってきて、みんながどんなものを食べているのか、興味津々に見ています。
けしてその時にクレクレとがっつかず、とてもお行儀がいいです。
自分の居所を上手に確保しているなあと思います。

苦労してきたんだなと感じる瞬間です。きっと林立するマンションの管理人などに見つかってモップで追われたり、けられたこともあったのではないかと推察します。
外猫から家猫になったサリー。
それは偶然ではなく絶え間ない努力と生きようとする必死さから生まれた賢さからですね。
学ぶことが多いです。
そうそう。先だってある雑誌の編集長から聞いた話ですが、あまりに締め切りを守らないライターが多くて、締め切り破りに二度目はないとどんどん切って、自分で原稿を書くようになったんですって。そして、
「大作家の池波正太郎さんは締め切りの一週間前には原稿を仕上げて渡していたそうです。お世話になっている編集者に負担をかけたくないからだと言ってね」っていう話もおそわりました。
大作家は一日にしてならず。
一事が万事。
ツイている、いないの問題ではなく、努力なんだ、としみじみ思います。
努力が足りてない!
家猫にも池波正太郎さんにも学ぶところ甚大!
あの人はツイているんじゃない、努力している人なんだということで、
真人間となって頑張ろうと思います!
by yoshi-aki2006 | 2019-02-06 22:36 | 日々雑感 | Comments(0)












