景気が減速し先行き懸念されるとき、政府は「好況だ」と嘘をつく

株式は経済の先行指標ですが、デジャブ感を伴いながら思い出すのは、景気が減速するとき、政府は嘘をつくという教訓です。

政府筋からは「景気は拡大している」「緩やかに回復している」など明るい見通しが繰り返しアナウンスされるのですが、
実際は景気が悪くなっていることが多いです。

GDPはマイナスなのに、もっと言えば過半数は民需で成り立つGDPなので、私たちが「あ、用心しないとな」と思い始めているのに、政府筋からは「好況」アナウンスが繰り返し流れる時は疑ったほうがいいです。

実はすでに不況が始まりつつある。
不況の入り口に差し掛かっている可能性がある。
場面転換は速いのです。

経済指標には遅効性があるものも多いので、政府が恣意的に嘘をついているわけではないとしても、さかんに「そんなことはない」という打消し効果のあるアナウンスが流れる。
思えば1989年バブル崩壊の時もそうでした。
2000年のITバブル崩壊の時も
リーマンの時も・・・。

今回もあの時とおなじにおいがする・・・。

中国人が銀座でブランド品を買いまくったのが2016年。
ところが、いま、銀座を歩くと静かです。
あの阿鼻叫喚が収まっている。

各所に出張で宿泊しますが、中国人観光客は減っている印象です。

国内需要は配送料が値上がりしたため、この影響もやがては出てくる。
ましてや米中欧とも国内外問題から不透明感がある。
だから、株価の動きも鈍い。

よって肌感覚では「明らかに景気拡大からピークアウトした」という印象です。
飛行機に毎週のように機乗しているので、いろんな光景を目撃するのですが、景況感は急速に沈静化しつつあるように思います。

バブル崩壊の時もリーマンの時も、政府が「景気がいい」というとき、すでに景気は悪化方向というケースが多いので、先行指数・株式で資産運用をしている人はそれを踏まえた投資行動を考えたほうがいいですね。

さて、毎週水曜日更新の「木村佳子の経済都市伝説」
動画にリンクしています

講演はこの後
●3月20日名古屋  不動産リートの個人投資家向けIRセミナー+木村佳子の基調講演でどなたでもご入場可能です。
ホテルレオパレス名古屋 イベントホール2F
名古屋市千種区内山3-4-4
地図入り入場券は以下にメール、またはFAXによりお申し込みくださいね。
3月20日名古屋セミナー参加希望」と記載の上、住所・氏名をご記入いただければはがきが届きます。
seminar@nsj-r.jp
FAX:03-3662-0361

●3月27日 西新宿
西新宿のごきげん出版セミナールームです

用心したに越したことはありませんね。
大きな声より小さな声をきけというわけです。


~後半は出張雑感あれこれです~

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今回の講演会場の富山。おしゃれな建物でお天気にも恵まれました!

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車で次の講演会場、金沢に移動です。山姿に圧倒されます!

金沢から東京にもどり、一晩自宅で用事などを済まし、いざ大阪へ。
大阪での講演は一か月半で3回目になるため違う話をご用意してさて、・・・・と登壇し、PCをいじると・・・・。
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この日は大手証券のイベントが二件、アイアール祭りのような大規模なイベントともかぶり
お客様のご来場には激戦の日でした。
別会場から流れてきてくださったお客様もいらしてさあさあさあ~というまさにその時のこと。

講演で演台にのぼり、挨拶もすんでさあ、これからご説明をという入り口で、パソコンがフリーズ!
初体験でしたが話でつなぐのも芸のうち
慌てないで、落ち着いて講演は続行! 
心の中では「いやはや! 困った困った」とか「パワポ投影のPCがうんともすんとも動かない。この先、どうしたものか」と非常に困っているのですが、板の上、人の前にでたら、それは自分ではなく、人さまと自分とが作り出す新しい空間。

それを台無しにするのも、しないのも、両者がきめること。少なくとも私がぶち壊しにしてはいけません。
お客さんの時間をいただいて話を通じて知識としてお返しする仕事をしているのだから、資料を提示し終演にむけて着地点に降り立たなくてはならないわけです。

異変に気ずいたスタッフが来てくれて、別のパソコンにつなぎ、すでに送付済のレジュメを投影して講演続行。
フリーズした自前のPCに投影したい本日用の資料があるため、フリーズしたPCを蘇生させるべく、
話をつづけながら片手でPCに荒業をかけてみたら、あら、うれしい!
生き返ってくれました。

また話し続けながら、PCをつなぎ直して、講演続行。

ここからはお客さんの気持ちをぐーっと引っ張り続けていかなければなりません。

今度は痰がのどに絡まります。
出張の怖いところは移動中、電車などの隣席で咳する人、向かいで鼻をすする人などと遭遇しつつ、絨毯ほこりが舞い上がる中で過ごす機会が多いこと。

前のりビジネスホテルの新建材にアレルギーが出たりすることもあるので、鼻、のど,肺にダメージを受けた状態で登壇することが多いのですが、声が割れ、お聞き苦しい状態の時も、慌てて咳き込まず、お水をいただき、気持ちを平らかにする努力が必要です。

後は講演の中身。

株式の場合は、銘柄でご来場者が利益獲得をしていただくことが必須です。
PC問題を乗り切ってやっと一路、東京へ。やれやれ・・。


たとえ大阪でも飛行機で行くと体は楽。なので最近はもっぱら飛行機で移動です。
通路側だと電磁波、放射能などのリスクは減らせるし、ゆつくり搭乗できるので快適。
が、遅く乗るとだいたいトランクは満杯で座席以外の空き空間を探すことになります。

帰りの飛行機でのことですが、座席にトランクを入れる収納がなくなっていたのでちょっと離れた場所に空きを見つけて収納したら、45歳前後の女性が、「ここは私の収納スペースです」というので、ふと見たら、上に収納するようなお荷物もお持ちではなかったんですよね。

彼女がお手持ち荷物を入れられる場合は前後の収納スペースにちょうど頃合いの空きがあったので、「私のところが満杯なのでお互い譲り合って上手に収納スペースを使いませんか」とお願いしたら、「私、トランクの横に自分の荷物を入れたくないので」という。
つまり、あくまでも自分の上のスペースは私のもので私のものしか、入れたくないということのようです。
うーん。困った。が、「出発時間が迫っているので、ここに入れさせていただきます」と私はそのまま、トランクを入れてしまいました。

ビジネス仲間からはあまりこういう意見を聞く機会がないので、ちょっと新鮮な驚きがありました。
なるほど、自分は乗車チケットで座席だけにお金を払っているわけではなく、上の収納も座席の下も私の場所として購入しているのだ、という感覚なんでしょうかね。

私はあいているところに荷物を入れればいいという考え方なのですが、いろいろな考え方の人がいるもんだなーとほとほと感心しました。

ちなみに窓側に座ると降りる時、荷物を取り出すのにとても難儀します。
しかも降機するときも通路の列に割り込むタイミングがむつかしい。

私が窓際を避ける理由にはそれもあります。が、わかるだけに列が動き出すまでの時間、できるだけ人の荷物を取り出して窓側の人に渡すようにしています。もちろん、カバンをいじられたくない人もいるので、「お取りしましょうか」と声がけして、渡した後、「取り残しがないか後で鏡で確認してくださいね~」とお願いするようにしています。
感動するのは、荷物を取ってあげると、その後、前の方に入れた私のトランクを通りかかった時に取ってくれたりすることがあり、昨日はかなりシニアな男性が私の重たいトランクを取ってくださいました。

有難い~。

客同士はこうしてもちつもたれつなのですが、ANAのサービスには行き届かないなあと感じるシーンがあります。

昨日の便ではANAの飛行機写真がついた絵葉書、イヤホン、飴をかごに入れたキャビンアテンダントが入り口で出迎えてくれたのですが、一人が絵葉書を取ると「私も」「私も」とおばちゃん、お姉ちゃんらが手を伸ばします。

すると流れが滞るし、流れが滞るのをおもんぱかって、絵葉書がほしいけど取らない客もいる。そうしたことへの配慮が足りないのではないか。

絵葉書をホントにサービスで配る気があるなら、搭乗待ち時間のカウンターに置いておくか、座席にあらかじめ入れておけばいいのになと思う。いらない人は持ち帰らないし、欲しいけど流れが・・・という人には絵葉書が行き届きます。

飴もイヤホンもそうです。

かごに入れ、欲しい人に取らせよう式は取った人にもなんかいじましいような恥をかかせている気がします。こんなのサービスなのかしら。

飴はお茶の時に欲しいかどうか聞いて渡せばいいしイヤホンも座席前ポケットに入れておけばいい。
機乗前通路に置いてあるのに気がついた人はそこでもらうから、座席前ポケットの分までいらないかもしれないけれど。

さて、席上スペースも私のよ子さんはしっかりANA飛行機絵葉書をゲットしていて、座席で取り出して、「これはどれくらいの価値があるものなのか?」を値踏みするような感じで、眺めておられました。人の持つ利得感というものを考えさせられます。
こういう「つかみ」の人もいらっしゃるんだなあ、と人の権利感覚、平等感覚、配分感覚、欲望感覚などを考えました。

人は自分にももらえる権利があるものがもらえないとき、ものすごく反発する生き物ですね。

それで思い出すのは、以前、ANAでものすごく遅延した際、乗客にアイスクリームが配られたのに、トイレに立っていた人には配られなかったシーンです。平等感覚がキャビンアテンダントには欠けている? 忙しくて疲れていて、気が回らないのか?
トイレから帰った人はすごく不平等感を感じておられ怒っていました。そのうち、キャビンさんはあっちに行っちゃった。

さらに、こんなことも。
遅延した機にどっかの会社の相談役か政府関係者かなんかの親御さんか、それくらいの年齢層のシニア夫妻が乗っておられたのですよね。ほかの乗客は大幅遅延で予定が狂い、一刻も早く機体から降りて、遅れを取り戻そうと走り出さん勢いだったのですが、プレミアム席のそのシニアを何よりも早く出さねばという感じマンマンのANAの黒服(女性)がかしずかんばかりにシニア夫妻に駆け寄り、あろうことか急ぎ足の他の乗客の邪魔になることにも配慮せず、通路を占有するように黒服の彼女が女官よろしくのったりと歩いていた。

シニア夫妻がどんなピップか知らないが、ANAはサービスをはき違えていると思いました。
他の乗客だって急いでいるのに、黒服女性がその邪魔をするように通路を歩くのは間違っている。

「いったん、JALからANAに変えたけど、そろそろANAからJALに乗り換えたい」
という声を聴くゆえんだなあとその光景を見て思いました。

客はいろんなこと感じながら取捨選択をしていくんですよね。ということでしばらくはデスク仕事ができる日々です♪



by yoshi-aki2006 | 2019-03-13 16:48 | ビジネス | Comments(1)  

Commented by 伏見の光 at 2019-03-13 20:52 x
伏見の光でございます。
大阪でのお話、楽しく聞かせていただきました。
関連内容をブログに書かせてもらっています。
失礼がありましたらお詫びします。
https://blog.goo.ne.jp/fusiminohikaru/e/5ab5c4ccba18c4dcf9ca42f22f7a7910
また各方面でのご活躍を楽しみにしております。

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