働く高齢者に何してくれる!~大阪寝屋川ローブ張り高校生2人逮捕に思う

実に哀しい事件を聞きましたねえ。
大阪・寝屋川ロープ張り高校生逮捕・被害者大けが
テレビ朝日のニュースにリンク貼りました。

「転ぶ人を見て楽しもう」という動機で夜中に道路にロープを張った高校生2名。
ケガした被害者は新聞配達の仕事に向かっていた女性77歳。
腰と足の骨を折る大けがをされたんですね。

当分、寝たきりだろうし、リハビリして通常の生活に戻るまで相当の年月がかかると思います。
病床で筋肉を失うから、下手をするとこのまま寝たきりになるリスクも高いのではないかと思います。

年齢が高い人が寝たきりになると、老後の生活の質ががっくり落ちるし、寿命も縮まります。
哀しいなあ。どんなお気持ちで病床に就かれておられるでしょうねえ。本当にお気の毒です。


いたずらした側は「殺人未遂」の逮捕に「そんなつもりはなかった」と供述しているようですが、打ちどころが悪かったら被害者が亡くなっていた可能性もあることから、言い訳は通用しないでしょう。

少年法に守られて重罪が回避されるとしても、被害者側が入院費、通院費、収入が断たれたことによる被害額なども含め民事訴訟で慰謝料を請求する可能性は十分あります。

すると少年らの親にも影響は及びます。
子供が夜中に自宅から外出しても親が気がつかない生活状態であったことから親の管理責任を問う視点もあるかと思います。

人が転んで痛がっている状態が嬉しい、楽しいという精神構造はどんな環境に育てば、醸成されるものなのだろうか?
しかも、被害者はミニバイクで夜半、新聞配達の仕事に向かう途中だった。

77歳のしかも女性です。その年でも働こうとしていた。努力されて生きていた方でしょう。

犯行に及んだ高校生らよ。人が骨を折る大けがをするのがそんなに嬉しいのか?
バイクで転ぶ姿がそんなに楽しいのか?
ロープを張ってまでそうした姿を見たいのか?

想像力、共感力、人への思いやりの欠如。
ため息がでますねえ。

そうそう。こんな事件もありました。
タクシーに乗って近距離なのに、1万円札をだす若い女性と運転手が言い争いになったという投稿で盛り上がった件。女性側から
音声動画が投稿されています

この女性はタクシー運転手さんに叱られて「私、お客さんなんですけど」と反論しています。
これはタクシー運転手と客ではなく
大人から若者への教え的なニュアンスに私は感じました。

人は嫌な思いや叱られた経験、拒絶などから社会のルールを知る。
そう思えば、この経験はいずれ生きてくるんじゃないかなと思いました。
お金を出せば、なんでも受け入れられると思っていたことがエラー表示になった。
客も選ばれることがある、という経験をした。
そのショックや不快感はけして無駄ではないと思います。

もちろん、私も
タクシーでやな思いをしたことはたくさんあります。
かなり若い時、超近距離利用しようとしたら、タクシーの運転手さんに「歩けば?」と意見されたとか105.png


その時は「乗せてくれてもいいじゃない」と不満でしたが、今考えると、「そうだなあ。そう思われても仕方がなかったかなあ」と思います。
やはり超若い時に1万円出しでちえっと舌打ちされたりもあったかも。
それでタクシーに乗るときは小銭の用意をしてから乗るようになりました。学んだわけです。
一万円しかないときはコンビニでいったん降ろしてもらって崩します、というとか。
「助かります」と言われることもあるし、「あ、大丈夫ですよ。お釣りあるし」と言われることもあるし、今は拒絶された経験はよかったなと思います。


ただし、微妙なことも。運転手さんに一工夫欲しい時もあります。

つい最近も収録前に資料を読みたくてタクシーに乗り4000円弱の料金区間、運転手さんに「すみません。仕事で資料を読み込みたいので、後ろの席でぶつぶつ聞こえるかもしれませんがいいですか?」と聞いて、資料の読み合わせをはじめたんです。
すると、ラジオの音が・・・・。小さくはしてくれていたんですが、消してはもらえませんでした。
消してください、とは言いにくく、そのままで現場に。
そういえば、その運転手さんは雨で早く車に乗りたいのに、前の客につり銭を渡した後もしゃべりこんでいて、「気が利かないなあ」と感じました。
そういう行動原理⇒客への共感より自分の仕事スタイル優先の人だったんだろうと思います。

がっかり経験もあります。
海外出張から戻り、久しぶりに日本人としゃべる最初の人が乗ったタクシーの運転手さんだったんですね。しかし、行き先が気に入らなかったらしく(料金的に2500円くらいだったかと思います)、「一時間も客待ちしてそんな近距離行かれたらたまりませんよう~」と延々と泣き言を言われました。

「ま、久しぶりの日本人としゃべるのにそんな泣き言、言わないでよ」となだめて現場まで行ってもらいましたが、正直、がっくり来ましたよね~135.png143.png142.png161.png140.png137.png

まあまあ、怒るまい。いろんな人がいるもんだ、と思って許容しました。
運転手さんもいろいろあるんだろうなあ、と。
こういう泣き言を言いたくなるような状況に生きているんだろうと。

相手に対する想像力を持てば、トラブルも福となすことができるのではないかと思います。

さて、冒頭の高校生。
高齢者に対する被害弁償を10歳代で背負い、これからどう生きていくのでしょうか。
もし、「大変なことをした」「人としてやってはならないことをした」と思ったならば、その後の人生を変えていけると思うのですが。

被害者の77歳の女性の今後も気になります。国はぜひ、被害者給付金を払ってあげて欲しいな。
政府は「働く高齢者」を100年人生推進計画で応援しているのだから。

そして親は子供の行動に関心をもってほしいですね。
親が育て方をショートカットした分、報いが来るのではないかと思います。

私が親なら、
「もし、お前がロープを張って人がすっころんでけがした場合、刑事事件となって逮捕される。
そして裁判所の判断によっては刑が執行される。民事では損害賠償や慰謝料が請求される。親としてはそんな事態では支援できないし、賠償金は貸してはやれるがいずれ働くことになれば給料から返済してもらう。もはや、まともな会社には就職できないだろうから、このままでは将来、お前の収入は低いだろう。高収入を得ようとするとリスクの高い職種になる。するとケガ率、事故率は高くなる。そういう人生を歩むと保険料も高くなり、体も傷みやすい。やがては酒やギャンブル、違法ハーブなどでうさを晴らすようになり、すると付き合う相手も限られてくる。そういうスパイラルに入っていく道を選ぶか選ばないかはお前の自由だが、きついぞ」

とまずは言って聞かせるだろうと思います。
それでわかんなければバカですね。馬鹿に育てた親もまたバカ。親子で反省しなければならないでしょう。





by yoshi-aki2006 | 2019-05-04 00:43 | マネー | Comments(0)  

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