家族というリスク
2020年 08月 30日
今回は「家族というリスク」について書きたいと思います。
他人の場合は「あ、違うかな」と思えば離れることでリスクを回避できますよね。私のお知り合いでもお友達関係を全部、断捨離し、終活に入られた方がいました。
メールが来ても返信しない。
SNSも退出。
お稽古事で顔を合わせているとズルズルになり、「違うな」と思う人とも適度に関係を維持していかなければならない。
会えばあいさつの一つもするし、それを相手が勝手に「ヘビーなお友達関係がある」と錯覚し、どんどん距離をつめてくることもある。
だからだろうと思いますが、彼女は全部のお稽古事をリセットされて、まったくこれまでの人間関係を断ち切りました。
これもある意味、潔いなと感じました。
どう思われたってかまわない、と決めたんでしょう。お稽古事のお仲間の中には「挨拶もなく失礼だわ」という方もいたのですが、そんなことにいちいち構っていると際限なく、残り少ない自分の人生をくたびれさせてしまう。
わかってくれる人がわかればいい。彼女の後姿に教えられた気がしましたね。
「挨拶もなかった。彼女、一体どうしているの?」
なんでそんなことが知りたいのかな? と思うのですが、ある人からランチに誘われて根掘り葉掘り聞かれて、「あ、このかたにランチに誘われたのはこれが目的だったんだ」と気が付いて、「いろんな人がいるなあ」と考えさせられました。で、この場で私の近況も質問されたので、ちらっとお話したことが、次にお稽古ごとに行くと、全員がそのことを知っているというへきえき体験もして、「あー、話す相手を選ばなくてはいけないな。差しさわりのない話でホント、よかったわ」とまた、その方の後姿に反面教師を見た思いでした。
私は基本的にぺら子さん、ぺら男さんとはお付き合いしませんので、学んだ学んだで終わりです(o^―^o)ニコ
ところが家族となるとそうはいかない。ホントに困りますよ~。
身内に約3名、「合わない脳回路」の親族がいます(;^_^A
例えば「この照明具は熱をもってエネルギーコストも高いので、好んでつけるのなら使用後、必ず消灯しましょう」と1000回は言ったと思うけれど、いつもつけっぱなし。これがA男です。
「お金は湯水のように沸いてこないんだから、計画的に使おうね。私だって3つの家族の財務大臣は務まらないよ」と因果を含め、始末に暮らそうと提唱。理解してあるもので生活してくれればいいのに「あれが素敵。これが欲しい。みんなが素敵とほめてくれた。あの人はこんなブローチをしていた」がやまらないB子さん。自分のお金は絶対に出さず、「あなたはお金持ちだから」とかぶせてくる。何が金持ちなもんか、あなた様には本当に・・・・
と思います。
そして言っても言っても聞き分けのない犬。
B子さんが育てた犬だから「似ているわ~」と思いますけどね(;'∀')

さて、家族というリスク。
ある日、留守にしていた家に戻ると、こんな惨状になっていました。

ここにはミョウガだけでなくフキやシソが自生していて、田舎家で何の食料もない時に食べ物に添えるちょっとした野菜を調達することができる私の大切な畑だったのに。しかも、せっかく植えたばかりの菊の苗まで刈ってありました(´;ω;`)
馬鹿か~

この菊は、9月咲き、10月咲き、11~12月咲きと時間差で咲くように苗を調達し、仏花を切らさないようにするための菊畑でした。
怒髪天となり、
「こらあ~!!!! 人の留守に何してくれとんじゃ~~!!!!」と怒鳴りましたよ。もちろん(;^_^A
A男いわく「台風になると雑草が倒れてきて窓ガラスが割れる」
いや、そうじゃないだろう。小人閑居して悪をなす典型でしょぅが。全く、暇なバカほど恐ろしいものはありません。これで3日はショックで、気持ちが立て直せませんでした・・・。
唯一の良かったことを探せば、あまりにも無残な状態を今一度、確認して再建プランを練ろうと見回りしたとき、ミョウガを発見して収穫したことかしら・・・。

レモンの木は今、静かなブームではないかと思います。


B子さんからは「今度は黒系、紺系のお洋服が欲しい」などノー天気なことを言ってくるし、

私の心のオアシスは暇なバカの過剰行動の対極にいるまったり優雅な猫たち。


家族というリスクからはなかなか逃れることができませんが、レッスン友達のように、断捨離して終活という生き方も参考にしながら、自分の人生を自分らしく生きていくために、どんな人とどう付き合っていくか、上手にかわしていくか、処世術もふくめ、一考したいものですね。
ところで安倍首相が辞任されましたが、たぶん、もはや健康問題は寿命問題の段階であり、
「長年、辛抱させた妻と残りの人生を大切に生きよう」と決断されたからではないかと思います。9月1日公開の動画「月刊木村佳子」でもちらっとお話しさせていただいています。
【追記】
もし、奥さんの「理由なくのイライラ」にどうしていいかわからない世の夫族にアドバイスさせていただくとしたら
女性が機嫌が悪くなる理由の一つは食料が何もないようなとき
が考えられます。
そんなときは保存のきく食料を食料ストックにたっぷり用意してあげることです。
カボチャ、サツマイモ、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、キャベツなどを外出帰りに買ってストックしておいてあげるだけで奥さんのご機嫌はぐっと良くなります。
スキムミルク、コンソメスープの素、ローレル、バジル、オリーブオイル、大豆などのサラダ用パウチ、フルーツ。
こんにやく、糸こんにゃく、がんも、ヒジキ。
食バン。牛乳。
そんなものが食料ストックされていれば奥さんのご機嫌はぐっとアップします。
女性は「あ、冷蔵庫の中に何もない⇒買い出しに行かなくては⇒重いし時間かかる⇒ネット注文もめんどい ご飯の準備どうしよう ご飯の時間は迫るし、留守にできないし イライライライラ」という不機嫌回路があります。
段取りしていることを乱されるのもいや。
だから「暇なバカ」が勝手なこと、突発的なことなどをして段取りを乱されるのも困るのです。
生理前のイライラの時以外はだいたい、食糧問題と段取り問題。これがあります。
あとは格差問題に遭遇した時。これは同窓会などで現状に疑問を感じた時。
これはまた別の機会に掘りますね。
まずは、国際的にも問題になっている食糧問題の家庭版、その解決を。
ちょっとした配慮で奥さんのイライラ・ミサイルに被弾しなくて済むので、工夫してみてください(o^―^o)ニコ
ではでは、また♬
by yoshi-aki2006 | 2020-08-30 09:18 | Comments(3)

