一人暮らしが快適すぎて結婚できないと思っている人へ
2021年 01月 17日
私も早くから一人で暮らしていたので、人と一緒にいるより、一人の方が圧倒的に好きでした。
本も読めるし、寝たいときに寝て、好きなときにご飯を食べて、お出かけや帰宅時間も気にしなくて済む。
仕事もはかどりますし、考え事が中断されることもないです。
経済的に自立し、それなりに回っていたので、まったく不自由なく暮らしていました。
だから結婚した時にものすごく違和感があり、ストレスを感じました。
お見合いで一番早く回答をくれた人とパッと結婚。
猫をかわいがってくれる人
経済的に自立している人
健康に問題がない人
できれば高学歴な人
同性から嫌われていない人
ゲスなことがない人
という条件にかない、まあまあ、妥当な相棒だったと思います。
ただ、同じ家に二人という状態が当初はものすごくストレスでした。
もちろん相手もそうだったと思います。
まとまった時間が取れない。
だから仕事がはかどらない。
本も読めない。
好き勝手なことに自由に使える時間がない。
土日は休んでいたいのに、おさんどんを期待されて、また、こちらも応じてあげようとやってしまうため、体が疲れてしまい、月曜日が休息日になり、次第次第に激務から家事メインの生活になっていきました。
結果、仕事には影響があったと思います。
ああ、やっぱり一人がよかったな、と何度も思いました。
が、今から考えると、一人の方がいい、というのは記憶であって、慣れでもあるんだな、と思います。
次第次第に同じ空間に多人数でいることに慣れて、一人暮らしへの希求は次第次第に薄れていきました。
そして、いいことも待っていました。家族ができて、ご飯のおいしさを深く感じるようになりました。
ご飯がこんなにおいしいのは幸せなことです。
猫は何代か代替わりしましたが、家族がいることで安心して出張に出ることもできます。
また、一人の時は全部自分が矢面でしたが、
今は、
「家族に聞いてみないと」
という方便が使え、イエス、ノーをきっぱりすぐ言わなくても済むようになりました。
まえはド厚かましい要求をしてくる相手と遭遇した時、回答しないことで責められるストレスがありましたが、今は家族が防御策になっています。
また、異なる考えや知識、意見を持っている家族がいることで、冷静に多角的に考えることもできます。
なので、一人暮らしが快適すぎて結婚できないと思っている場合、
それでも、「いつまでもこんな状態ではなあ」とふと、結婚しておいてもいいかな、という時などに
「最初はストレス。でも、そのうち慣れて、家族持ちでよかったな」と思う日も来る、と考えておくといいでしょう。
いつまでも一人でいると、それが快適でなくなったときに、バタバタします。
バタバタしているときに騙されたり、当てが外れたりし、その時の消耗はかなりダメージです。
だから、少々ストレスを感じても、
ちょっと早めに、だれかと一緒に過ごせる生活にシフトしていくといいと思います。
経済的にもメリットはあると思いますよ。
家にかかるコストをシェアすることで、お互いに貯金もできますしね。
by yoshi-aki2006 | 2021-01-17 12:07 | ライフスタイル | Comments(0)