偽ブランド品がSNSで大量にさばかれているので注意!
2021年 03月 16日

写真は本物を使っているから、ついつい見入ってしまうのですが、やっぱりこの手の広告はおかしいですよ。
いわく静岡の免税店が閉店するだとか
高島屋のブランドショップがどうこうとか
ありそうな話で錯覚させて
値引きで釣って偽物を着払いで売りつけようとしているように思います。
たまたま私が見た広告の発送元の多くは
大阪市西区の会社でしたね。
九条南
だったりその周辺だったり。
写真の広告は東京の住所でしたけれど。
ブランド品が大幅値下げして放出されるといわれると
買わなきゃ損だというスイッチが入るわけですがオレオレ詐欺の構図と同じですね。
今買わないと損をする、と信じ込ませて慌てて注文させる
オレオレ詐欺も
今すぐおカネを用意しないと大変なことになる、と信じ込ませるわけですね。
買うか買わないか検討したい場合で会社住所を見つけたらまずはグーグル検索することですね。
大阪市西区のケースでは部品系の商店の経営するマンションの一室が発送拠点のようでした。
東京都荒川区町屋のケースでは民家でした。
そして、着払いで仮に買ってしまった場合はその場ですぐ、中身を確かめるべきです。
バチモンの場合は
においで分かります。化学薬品ポイにおいがしたら偽物です。
包装にもヒントがあります。
紙の質が新興国。
包装不織布の質が明らかに低品質。
ロゴ印刷にずれやカスレ。
印刷インキが低品質。
バーコード表記の周辺に中国語表現。
箱が低品質。
もし、頼んだ品とは似て非なるものの場合はすぐ着払い金を取り戻した方がいいです。
配送業者はまともなので、対応してくれることが多いです。
ちなみに
「商標法」「不正競争防止法」等の法律により、ニセモノの販売・製造・輸入・輸出は禁止されているため、偽ブランドの販売はブランド側と関係なく、刑事事件で摘発され、厳しく罰せられます。
ぜひ、バチモンにつられないようにしましょう!
【追記】
Facebookなどに「大手デパート系列の免税店が閉店」「静岡の免税店が倒産」などありそうな話を作って、写真は本物のルイビトンなどのトートバックや財布を掲載。
詳細のところをクリックすると、大幅に安い価格で申し込み画面が表示されるからつい、クリックしてしまう。
購入クリック時に登録したメールアドレスに外国人名で「購入しましたか ハイ イイエで回答ください」とのメールが来ます。
するとほどなく、バチモンが購入者の住所に着払いで届きます。
ここで立ち止まって考えてみてほしい。メールか外国人名で来ること自体、おかしい。正規の商品なら、法人の住所、連絡先が示されたメールであるはず。
うっかりお金を払い終わって中身を確認すると完全にバチモン。
宅急便会社に受け取り拒否ということで返金を要求できるタイムリミットを過ぎると、かなり返金はむつかしくなります。
ちなみに発送拠点の一つは大阪市西区の倉庫街の一角の小さなアパート。
電機はついているのに、呼び鈴を押しても人は出ず、電話してもおそらくずっと留守電になっている。
借主は法人ではなく、個人で、その人物はしょっちゅう、中国に行っており、そのアパートからの荷だしはないということなので、おそらく宅急便会社への委託はさかんにCMしているあの会社の宅急便ソリューションシステムを悪用していると思われます。
もちろんこういうバチモンを売りさばいている人間は正規の税金も払ってないでしょうし、コピー商品を売りさばくことは刑事事件対象です。
捕まることを願いたいですね。
by yoshi-aki2006 | 2021-03-16 05:13 | アンテナ | Comments(0)