服や衣装が教えてくれること
2021年 05月 28日
本来の意味は詳しく知りませんが、着るものをちゃんと着ればそれなりによく見える。だから、身なりはきちんとしなければいけないよ、という話と受け止めました。
仕事服はTPO考えて選ぶようにしています。

単に自分が着たい服をTPOも考えず着ていた時もありましたが、赤恥青恥をたくさんかいて、今はお客さんが講演に集中できる服を心掛けるようにしています。地味すぎず派手過ぎず、ありきたりでなくすっきりした服。出張が多いのでしわにならない素材で、ワンシーズン頻繁に着てあとはお蔵入りというローテーションです。
値段的には高額ではありませんが妥当な価格帯で選択するようにしています。仕事着ではセービングマネーの発想は捨て、バーゲン、通販は利用せず、場面で用途映え優先です。通販はモデルが着て似合っていても体型、雰囲気が違う自分が着て似合うとは限らない。バーゲンは「いいものは先に売れ、残ったものにいいものは少ない」という経験則からです。
フラメンコなど、舞台での衣装は仕事着とは違って曲種と一体化していることが大切です。これも模索の末、着るべき衣装のポイントがわかってきました。




ただ、なおし過ぎてスカートの広がりが少なくなり、私の踊り技術ではとっさにスカートをつかむことがむつかしくなりました。が、ファルダを取らないでいい踊りの時は着やすくて重宝しています。

「重い衣装は嫌だ・・・」と敬遠した結果、軽さという点ではこの衣装は秀逸でした。


これも遠心力から体がもっていかれる点で課題がありますがお気に入りの一枚です。

というわけで、いろんな曲種で衣装と付き合い、ようやく仕事着のようにTPOがわかるようになってきました。
ついつい色や柄で「これが好き!」と即決してしまうのですが、曲あっての衣装である、という当たり前のことに気が付きました。
どんなに衣装が軽くても着やすくても、曲種に合うことが第一義。
セービングマネーの観点で無理くり自分流を押し通すと、本番の日の明け方まで調整が続き、「ちゃんとした衣装を用意すべきだった」という反省に明け暮れることになります。
つい先日の群舞では
みんなと色合わせをしてみて、用意した衣装が独り舞台用としては最高ながら、色味が合わなかったし丈が長すぎで踏みまくり…直すのに時間かかる・・・それは次のタブラオで着よう・・・急遽ネットで見つけた衣装を自分流で直すのに本番の当日明け方5時までかかり、体力消耗
という('◇')ゞ(;'∀')
「本番当日までやることほかにあるだろうに」ということをしてしまい大いに反省しました。

当日まで徹夜続きで直していたので顔が疲れて当たり前っていえばいえるのですが、二度と衣装直しを当日に被るほど自分でやるまいと思いました。
いろいろ失敗をしつつ、次こそはと意気込む毎日。
次回のライブは6月20日代々木にて。
by yoshi-aki2006 | 2021-05-28 23:35 | 生きる力 | Comments(0)