客を怒らせて帰すか笑顔で帰すかが接客の成功・不成功の決め手

今日、久しぶりに若者に説教しました(;'∀')

ある製品・サービス。いろいろやってみて、結局、会社が言っているようにはできないし、「ショップにお越しください」という表示がでるので、時間を作って訪問しました。
すると、店はがらーんとしていて暇そうに見えるのに、「どういう内容でご来店ですか?」とか聞いたうえで、「予約でいっぱいなんですよ」とかいっちゃって、当初からめんどくさそーにみえました。要するに、「接客しても儲からん案件」であったからだと思います。

で、「こうすれば自分でできます。わたしがこうしておきますから自分でやってください」と自分の段取り優先みたいな口調でいわれたので、カチーンと来ました。
「昨日、さんざんやって、できないから来てるんじゃないか。店頭にお越しくださいと表示されるんで来たんじゃないか」というと
「お金かかりますけどいいですか?」と返してきた。また、ここでもカチーンときて、
「お金かかりますはかまわない。こちらはまず、変更する手続き優先で必ず変更できなければならない。今日、持ち帰って時間資源をかけて自分でやってできませんでした、また店頭にくる、では困るんだ。だから今日が予約でいっぱいなのなら、明日の予約を入れていきます」
というと、「このサービスは全部自分でできる、ということが前提のプランなんです」といい始めてきた。

ここで怒髪天となり、「えっ? 会社は先日、店頭でも手続きできると発表したではないか。あれは嘘なのか!」というと
「いつですか?」という。
ここでブチ切れてしまい、「自分で調べてみなよ。私は会社に問い合わせて、ここのショップでこういわれたけどどっちがどうなんだか、きちんとさせたい」と応酬。
そして、
「君なあ、ずっと接客やっていくつもりなら、客をこう怒らせてしまうと損だってこと、わかりなさいよ。はっきり言って、君の接客には腹が立つ。ものの言い方に常に自分が正しい、客が間違いという姿勢がありありだ。自分のコストパフォーマンスが最優先で、客のお困りごとを解決しようという姿勢がない。それが残念なんだ。客を笑顔で帰すこともできたんだよ。このままだとこっちは怒髪天を突いたまま、激高して帰ることになるよ。言い方ひとつで全く違うんだよ」
と説教。

相手はキョトーンとしていて、意味がまだよくわかっていないようだった。

しかし、そのうちわかるだろう。客を怒らせて帰すのは接客業として「失敗」なんだということを。
言い方ひとつで、「ああ、ここを訪問してよかったなあ」と思って客は笑顔で帰ってくれる。

その積み重ねで人は成功していく。

案件のコストパフォーマンスを最優先して、コスパに合わない客をぞんざいに扱い、怒らせて帰していくことの積み重ねが「くそ野郎」を作っていく。
一度、くそ野郎の範疇に入ってしまうと、ずっとそこから抜け出せない。

コストパフォーマンス優先の仕事環境、人間環境、顧客の中でそのくそ野郎はどこかで何にもなくなる。
コスパに合わないと自分がはねてきたように今度は人から、仕事から、外されていく。

まあ、そのうちわかるさ。

ところでNTTドコモはいい会社なのか?
ahamoは総務省に言われて、しぶしぶ作ったサービスなのか?
やる気なさすぎのナビサイト。

人を食ったようなスカスカのサイトからahamoに入れているNTTドコモのやる気度が伝わってくるよなあ。











by yoshi-aki2006 | 2021-08-20 03:32 | ビジネス | Comments(2)

 

Commented by 山田恵子 at 2021-08-20 21:44
大共感です!
私も不愉快な思いをしました!
この流行り病にかこつけて予約制など自分たちに都合の良いようにしすぎ!
なんでも流行り病って言えば何事も通る変な世の中。
接客を知らない人達はますます接客スキルを磨く場が無くなっていく。
Commented by yoshi-aki2006 at 2021-08-21 20:35
恵子さん、コメントありがとうございます。
まったくしょうがないですよね。デジタル難民、スマホ難民を足蹴にするスマホ・マフィア。NTTドコモ本体は立派な会社か知らないけれど、ショップが残念過ぎ。いい対応の契約社員、派遣社員に当たったこともあるけれど、相対的にあり得ない横柄さを感じます。こんな社会にした「終身雇用制廃止論」。誰が旗を振ったか全部覚えてますですよ(;'∀')。生きにくい世の中ですが是と非には一過言したいですよね(^▽^)/

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