都会の生活、郊外の生活

感染症をきっかけに都会から郊外に居を移す人が増えている、と伝えられますが、「ホントかな~」と半信半疑です。何しろ、引っ越しするとなるとオオゴトです。
荷物をまとめなければならないし、お金もそれなりにかかります。
そして、住所変更などの手間暇やお子さんがいたら、転校などの手続きも。
なじんだ人とは離れ、新たな人間関係も始まる。新しい環境でのラッキーも期待できる代わり、リスクもある。

だから、そんなにすぐ、決断できるものではないと思うんですよね。
ついつい、「年越しそば、バレンタインデー、ウナギの日の不動産版かもな~」とキャンペーンのにおいを感じてしまうわけです。

しかし、感染症のせいでリモートワークの機会が増え、狭い家では子供が騒いだり、「いない時間」で保たれている夫婦が四六時中顔を突き合わせることで家庭が居心地のいい場所ではなくなる。
問題解決には 郊外の広い家に住み替えも選択肢。
賃貸の場合は更新がきっかけで引っ越しを検討する動機になるかもしれないですね。
すでに不動産を持っている場合は、売却して広さを求めて新たに購入を考えている場合もあるかと思います。

私の場合はたまたま、老親宅の管理と預かったペットの事情で郊外の家と都心の拠点の4か所をぐるぐる移動している生活が続き、郊外と都会のいい点、悪い点を改めて体感中なので、郊外への移住を検討中の方の参考になればと思い、執筆してみることにします。

■都会は圧倒的に便利。でも、生活コストは高め

出張が楽なアクセスのよい都心の超便利な場所に住んで長いため、郊外の家での生活には面食うことが多くあります。
何しろ交通アクセスが不便。
都心に出るだけで大変な時間と費用のコストがかかります。請負仕事が多いのに事故ると発注してくれている相手先にご迷惑がかかるため、現役中は自動車の運転はしないで、公共交通機関を使うのですが、電車、バスの本数少なく、乗り継ぎも多い。
だから出張や取材で絶対に現場に遅れることができないときは都心に前泊か前ノリします。郊外で当日、電車が動かないとアウトですからね。

老親A宅は畑の真ん中に狭い道路が走っているという環境にあり土地柄、農家さんの相続のたびに新築住宅が建つ、という状況です。
どんどん家が建っているといってもまだまだ、見渡す限り、畑。

不便な場所故、新築住宅が建つたびに自家用車が増え交通渋滞が日常化しています。そのせいもあり、ただでさえ、本数が少ないバスは遅れること激し。
バスを逃すと最寄りの駅まで20分歩くことになります。雨、雪、酷暑の日は辛い!

平坦で歩きやすいとはいうものの、狭い道路であるため、怖いし危ないです。
また、平坦な畑道では太陽光の直射が容赦なく、冬でも日焼けします。日傘は一年中手放せませんが、郊外の風は勢いがすごいです。
そんな交通事情の中、最初はバスの待ち時間がこらえきれず、家族の食事の用意のために買い物後の重い荷物を歩いて運んだりしていましたが、たちまち腰痛を覚えて、ほうほうのていで通販に切り替え。

あまりの不便さに最初の1年は本当に途方に暮れていました。
が、いい点もあります。何しろ、物価が安め。

しかも、農家さん直売りもあり、新鮮な野菜が100円、200円で手に入り、とてもおいしい。
農家さんは土にまみれて日焼けして作業されていますからどうしても見かけは地味ですが、皆さん、豪農というか基本的に地主さんでもあるわけで、とっても豊か。だから、人の豊かさはダイヤモンドやブランド品じゃないと改めて思います。
最初のころ、バスを乗り間違えてとんでもない場所に行ってしまい、道路に出ようと歩いていたところ、いつの間にか、農家さんのご自宅の敷地を歩いていたりしました。
農家さんの土地が広すぎて、どこまで行ってもその農家さんのご自宅敷地。日本に土地がないなんて嘘だな、と思ったくらいです。

土地が広い
自然が豊かというのはベットにはうれしい環境で、広い敷地で存分に遊ばせることができます。雑草の勢いがすごすぎてジャングルみたいになっている敷地の半分で冬は枯草の間でかくれんぼしたり、
夏にはバッタやカマキリなどを見つけて大はしゃぎしている姿を見ると、連れてきてよかったなと思います。
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この家を都心で保有すれば数億の費用が必要だと思いますが、ここではこれでもかこれでもかと土地があるため、この辺りでは好きな住宅メーカーで各自、豪邸を建てられ、ガーデニングを楽しまれています。

値上がりしているとはいえ、都心のマンションを購入するくらいの費用を出せば、広々した立派な家が建ちます。
畑か新築住宅かという環境の中で起業する人もいます。パン屋さんやケーキ屋さんでFBメタなどsnsを使って、そこそこ売り上げておられます。

■都心は時間の効率化では大メリット

都心の生活は超便利で、仕事の移動も楽。
なんでも徒歩圏で調達でき便利。
教室もたくさんあり、習い事をするにも楽勝です。

だから連日、ダンス系、ヨガ、ピラティスなどに通えますし、自主練環境も整っています。
時間のコストパフォーマンスはばっちりです。

都心生活と郊外生活では人の属性も違います。
都心生活での習い事で出会う人の属性はサラリーマン資産家、自営業の家族たち。
豪農、地主さんとは違うタイプの人たちです。

彼ら彼女らが身に着けている品やスーパーで売られている品などの消費対象、関心事や会話の中身も違います。
だからお店屋さんのタイプも違っています。

生活圏にある街で「よぼよぼしたお爺さんが前を歩いているな。何の仕事をしていたのかな」と勝手に妄想プロファイルをするのですが、しょぼくれたお爺さんでも手に何気にオーストリッチの手提げかばんを持っていたりする。
服装もジャージに毛の生えたようなスポーティなもので足元スニーカーでもオーストリッチの手提げかばんをこの年でぶらぶら下げている、というだけで、その人の扱うお金の額や属性が匂ってきたりする。
都心ではこういう、わけのわからんタイプの富裕者が歩いています。

また、定期的に近所のビルに運転手付きの超高級車が止まっているので、そのビルの芸術系にゆかりのある人かなと観察していたら、そうではなく、整体に通われている高齢者の姿を見たりする。

都会ではそうした人の生態を垣間見る機会もあり、これはこれで興味深いものです。

が、そうした昭和の名残を感じさせるリッチな人々も次第に高齢化し、現場からは少しずついなくなっています。
この人たちがいなくなったら、おそらく富裕層の中身も違ってくるのかな、と思います。

都心のマンションはびっくりするほど狭いのに億前後の価格の新築か、広いけれど地震が来たり建て替え問題が発生したら厄介そうというレジェンドマンションがひしめき、広い敷地の戸建は分割されて小さい新築として売り出されています。

この価格を都心不動産に使うのなら、郊外で大きな家を建て、余ったお金で株を買えば・・・・と思います。
都心も郊外も不動産の魔力はいったん買ったら、なかなか、手放したくなくなるというところ。

株と同じで不動産屋さんはさかんに「売りましょう」「買いましょう」と進めてくれると思いますが、時間のメリットを取るか、広さのメリットを取るかよく吟味したいものですね。

さて、講演会のお知らせです。
■3月4日大阪

3月4日(金)<大阪> ストリームメディアコーポレーション、カイオム・バイオサイエンス 会社説明会 株式評論家 木村 佳子 氏による株式講演会 | 日本証券新聞 (nsjournal.jp)

■3月8日福岡
3月8日(火)<福岡> エックスネット、ディ・アイ・システム 会社説明会 株式評論家 木村 佳子 氏による株式講演会 | 日本証券新聞 (nsjournal.jp)

ぜひお越しくださいね!







by yoshi-aki2006 | 2022-02-23 04:43 | ライフスタイル | Comments(0)  

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