猫との付き合い方で改めたことがあります。
それは猫が体をなめたり、顔を手できれいにしているときには不用意に抱っこしたり、体を撫でたりしないこと。かわいいからといって自分の気分のままに猫の行動を遮らないこと。
それを心掛けることにしました。
だって人間に置き換えると、洗面台で歯を磨いたり、顔を洗ったり、タオルドライしている最中にいきなり自分の10倍くらい体の大きな生き物に抱っこされたら、すごく迷惑だと思うから。
ショックだし、腹立たしいし、そんなことをする生き物を好きになりようがないから。
猫に嫌われず、「人間とのいい関係を築きたいな」と考えてもらうには猫が嫌なことはできるだけしないこと。
猫が何をしたがっているのか、よく観察して、それは人間ではどういう状態なのかを置き換えて考えてみて、一番適切な反応をするように心がけたいと思います。

気持ちよくねんねしているのに、つい、かわいいねえ~と言って触ってしまう人間(ワタシ・・・)

猫なりに「ん? なんか飼い主がもそもそしているぞ」と状況判断をしています。
起きているんだけど、周囲の様子を探っている猫。
猫がおとなしくしているのを見て、「撫でられて気持ちいいんだ~」と自分に都合よく解釈する人間(ワタシ・・・・・)猫としては「まったく、気持ちよく寝ているところをなんだよ」とちょっと迷惑に思ってる。
すっかり起きてしまった猫。「せっかく気持ちよく寝ていたのにな・・・」と思って、ちょっと猫である身をしみじみ考えている。「これ以上、触ってきたらさすがにやだけど、耐えておこうかな~」とか思っている。猫なりに気持ちを整えているところ。
人間がグーグー寝ているところ、不用意に体を触ってこられたら絶対迷惑だと思います。なので、「いま、なでなでしていいかな?」という猫が受け入れOKの状態を見極めてなでなでしたいと思います。