ボケ家系の教訓

母方でボケた人はいないが、父方はボケ系統だ。
父の姉もボケたし父もボケた。
本人は笑ってごまかしていたけど65歳くらいから徐々に父はボケていたんだ、と今ならわかる。

「あ、うちのお父さん、ちょっとおかしいな」と私が気が付いたのは実家に電話して「FAX送って」と電話口に出た父に頼んだ時、ため息をついて最終的に「よくわからん」と言葉を返してきた時だった。

「えっ? あんなに機械に強かったのに・・・・」と私は驚いた。地図や模型作り、お城の設計図などにも興味が強く、簡単な電気器具の不具合などたちまち直してくれていた父なのに、FAXが送れなくなっている!

あの時の父は70歳代の後半だったか。
父の姉、叔母は「やりて」で通っていて、一等地で店舗経営もしたし、不動産の賃貸収入が月収ベースで何百万円もあり、左団扇な老後を迎えていた。
先を読む叔母は「いずれボケる!」と自戒してあらゆるボケ防止体制を敷いていた。
食事にも気を付け、体も動かし、新たな知識を取りこむべく国内外によく旅行していた。
ケンカも強く、手八丁口八丁といった怪婆だった。
が、奮闘むなしくまだらにぼけて、90の声を聞かずに逝った。
ボケてる間に財産は一人娘の嫁ぎ先の人々によって、いい具合にされてしまったようだ。

恐ろしいことに私は父とこの叔母にとても良く似ている!

わお! 待ち構えるボケ人生!!

ボケないように奮闘はしようと思うがいずれはボケそうだ・・・。

一方、母方は長生きでまずボケた人はいない。
何がその原因だろうか。
浜育ちなためか海草が大好き。わかめを常食。魚もよく食べる。みかん、日本茶が好き。
そして手を動かす。
趣味がパッチワークだったり、刺繍だったり。

小さなころ、太陽の下を何キロも歩いて学校に通っていた。
記憶力が抜群で、細かいことまでよく覚えている。
メガネの人が少ない。目がよく見える。

願わくば私もこの母方のDNAに連なりたい。

が、父方にならないように今更、対策しても遅いかもと思ったり、何もしないよりましかも、と思ったりもする。

このところ、勝負事(FX)では負け知らず(言い過ぎ 盛りすぎ (;^_^A)なので、にんまりしてしまうけれど、いい間違いは多い。
相手の名前、松村さんを「村松さん」、声が似ている北野さんを「西川さん」と呼んでいたり、割り算を間違えたり。金融緩和と金利で引き締めを言い違えたり(死活問題~ (;^_^A)
そういう間違いがあると激しく落ち込む。

でもボケたら、それも気にならなくなるかも。
悩みから解放され、ただただほほける・・・。その未来もいいかも。ストレスフリーって世界がボケかもと都合よく解釈する(;^_^A

理想は、周囲の人を困らせず、ただただ、幸せにほほけて生きること。それができる環境を今から整えておきたいものだ。

さて、今日の動画はこんなテーマ!



ボケてる暇はない!! お仕事お仕事~
ということで次の講演予定は以下の通りです。
【木村佳子の講演予定】
●6月27日札幌  日本証券新聞社主催 札幌駅からすぐの自治会館
●6月30日東京  日本証券新聞社主催
●7月9日   新居浜商工会議所主催  新居浜リイガロイヤルホテル  
●7月16日   神奈川FP スタディグループ主催
●8月26日   洲本  日本証券新聞社主催

★日本証券新聞社主催分は同社のサイトでネットでのお申込み、もしくは【ご参加希望の開催地】をご指定の上、FAX(03-3662-0361)でのお申込みも可能です。

by yoshi-aki2006 | 2022-05-12 01:15 | シンキング | Comments(0)  

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