日本フラメンコ協会 第32回新人公演8月12日を観てきた!

今年もこの暑い中、恒例の日本フラメンコ協会新人公演が開催されている。
私は縁あってソロの部の初日である8月12日土曜日を見に行ってきた。

今年の12日の舞台全般の感想は、力作ぞろいだったということ。
固くなっているのか、ぎこちない踊りになったり、「舞台に上がって、一体何がしたいのかなあ」というような演目もなくはなかったが、どの出演者も攻めていて見ごたえがあった。
13日の部もあるからまだ何とも言えないけれど、この中から、会員賞と審査員賞が何人かに与えられる。みんなそれを励みにこの日を迎えるわけだ。

審査員の先生たちの評価は持ち点の加点方式と聞く(未確認なので合っているかどうかはわからない)
となると加点されない踊りでない方がいいに決まっている。加点してもらうには、どう踊ればいいのか?

うーん、努力は認めるけど軸のブレが気になるなあ、とか
ここまでガタガタしないように踊ってくれたらなあ、とか
うーん、もうちょっとポーズポーズに至るプロセスで深堀りしてくれたらなあ、とか
マノ(手の動き)が惜しいなあ、とか
髪型、ペイネタなどの小物や衣装がキラキラしすぎるとか、ファルダ(スカート)の扱い、足の見せ方、見え方などでわずかな違和感を与えてしまうと加点はされないのではないかなあ。

せっかく深いヌメロ(演目)を選んでいるのに、そして踊りの実力も十分あるのに、この衣装はないよなあ、好きな色で作ってしまったんだろうかなあ・・・と感じたり、
照明や衣装や髪型のせいで舞台板付きで始まるのに、茫洋としたぼやっとした印象になって惜しかったり、
キラキラしたフリンジがもう少し押さえられていたら、踊りが引き立ったのになあ、とか

過去の選評に指摘されていたことが今回の舞台鑑賞でも「ああ、審査員の言わんとしていることはこういうことだなあ」と納得できたりする。

そして、曲目に合わない力業で通しては何も伝わらないということも、人の踊りを観ていてよくわかる。

足もバンバン動いて、音も大きくて、それはそれは全編凄い運動量なんだけど、この演目でそこまで力業でやり通してしまうと、風情もなにもあったものではないよなあ、と。

フラメンコもほかの踊りと同じように「喜びの踊り」「嘆きの踊り」などがあり、この演目にその体育会系的な力業では哀愁は伝わらないよ、ということに配慮しなければならない。

プロの審査員は自身が長年踊っているので、舞台に上がっている人の所作の攻め具合をよくわかっておられる。
それでなお、加点してもらうには「ほほー、攻めてる!」「工夫している!」「新しい世界観を示している!」「カンテ(歌)、ギターなどのアルテスタと一体化している」など、思わず点数を入れたくなるような踊りがいい。

私が印象に残ったのは攻めて攻めて、自分という殻を壊して、その場所にいて踊ることを全身で楽しんでいる方たちだったように思う。
そして衣装に自分の好みより、曲に合うかどうかの世界観を優先して作品に仕上げていく気持ちが伝わってくる踊りが心地よかった。

さて、この日、縁ある教室からは二人の挑戦があり、いずれも素晴らしい踊りを見せてくれた。
この人が挑戦してくれることがほかの生徒にとってどれだけ励みになるかしれないという点で、感謝したい××さん。
初めての挑戦となる×さんはタブラオで踊った演目をさらにさらに消化して、完璧に踊りとおした。

感慨深かったのは舞台の上で、指導者の先生の若き日の復活を観たような気がしたことだった。
指導者の先生が過去、舞台に立たれたときに「昔は一度の舞台で何曲も何曲も踊ったものでしたが・・・」とおっしゃり、その時は3曲を踊って〆られた。
「そうだなあ、先生が40才前半の時に拝見した舞台では5曲、6曲と踊ってらしたなあ・・・・」と思い、
やはり、体力気力を消耗するフラメンコは経年とともに、そうなっていくのかもなあ、と先生の言葉をかみしめた。
元気の塊であり、責任感の強い、弾丸のような先生であっても、やがては体力と相談しながら、ということになるのかなあ、と。

しかし、今回の舞台で先生の若かりし頃の全開状態の復活を挑戦者の生徒の踊りを通して、今一度観ることができた気がした。
これにはものすごく感動し、感激した。

芸は自分の肉体の限界が来ても若い世代に伝承できるのだ!

もし、年を取ってしまって自身ではできないことが増えても、若い世代に伝えていくことができるのだ。
もちろん、これはどんな世界でもいえることかもしれない。

励みになる発見である。

ここでは審査選評前なので具体的なお名前は控えさせていただいた。

新人公演は何度拝見しても観ている側も力をもらえる催しだ。
またぜひ、観に行きたい!
出演者の皆様、力ある踊りをありがとう。これからも掘ってください。お互いに頑張りましょう!!




さて、ここからは資産運用の講演会のお知らせです

【9月4日 名古屋】日本証券新聞社セミナーで該当講演のWEB申し込み もしくはファックス(03-3662-0361)でどうぞ
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■9月20日徳島 
日本証券新聞社セミナーで該当講演のWEB申し込み もしくはファックス(03-3662-0361)でどうぞ

【会場】あわぎんホール 5階 小ホール(所在地:徳島県徳島市藍場町2丁目14番地)※JR「徳島駅」より徒歩8分
 【タイムスケジュール】
 12:30 開場
 第1部 13:30〜14:20 上場企業IR
 <10分 休憩>
 第2部 14:30〜15:20 上場企業IR
 <10分 休憩>
 第3部 15:30〜16:30 木村佳子 株式講演会

■9月27日兵庫県 貝原
日本証券新聞社セミナーで該当講演のWEB申し込み もしくはファックス(03-3662-0361)でどうぞ


by yoshi-aki2006 | 2023-08-13 09:14 | 感謝 | Comments(0)  

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