ジコチュー考

京都大学のタチバナ先生(ただいま調べております。詳細は後日ご報告します)

「今までの資産家はサラリーマン資産家だった。
しかし、ネットで一発大儲けタイプの金持ちが出てきた。彼らは閉鎖社会のなかで育った社会性のない金持ち。これはこれまでの金持ちと大きな違いである」みたいなことを指摘されているようです。

サラリーマン資産家は会社で働いてお金を得た人たちです。
会社とは「社会的存在」。社会的存在の中でやってきた人は社会感覚を持った人でしょう。社会には大勢の他者がいます。その中で成功するにはジコチューでなく利他の心、共存共栄の考えが必要でしょう。

しかし、今は、閉鎖的に生き、そしてお金を持つこともできる世の中です。
社会性を持たない人が金を持つのは恐ろしいことです。

最近、平気でぶつかってくる人、人をよけようとしない人、改札で人がスイカを当てている間に自分の定期を突っ込む人、携帯を道で操作しながら歩いていて、ジャマッケな人(すべて女性だ!)の登場頻度が非常に多いです。

どうしちゃったんだろう?彼ら彼女達の考え、心の中に他者はいないのか? それなら電車化粧女と同じだ。

話をしてもすかすかな人、意味が通じない人も多い。なんか違う観点で世の中をとらえ、自分の得になる話にしか耳目が働かないのだろう。

今の世の乱れは個人個人がてんでんばらばらに消費をする社会形態が導いた部分が大きいと思います。欲望を刺激して、消費を促すがために規律、モラル、無駄を戒める視点が要求されなくなって、野放図になっている。人はコカネを持ったサルレベルに落ちている。

年をとったら支えてもらって生きていかなくてはならないのに。支えあうには消費力ではなく人と人とのコミュニケーション能力、つまり社会性、他者への視点が必要です。

他者思考のない人々はどうするんだろう?
この世にはまだまだ自分の知らない真、善、美があり、恐れ多いと思う謙虚な気持、
あなたこそどうぞお先にという謙譲、
いえいえ、わたしなどまだまだ道途中と謙遜する気持。

そういう思いを持たないジコチュー。

この世にいる間にしかとジコチューの末路を観察したい。

by yoshi-aki2006 | 2006-09-16 14:20 | 事象観察 | Comments(0)  

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