人手不足元年 深刻な人手不足 どう解消する?

毎年フラメンコぼっちクリスマスで客席側でヒトの踊りを見ているってつくずく寂しいもんだなーと思っていたが、今年は通っている教室の先生の寛容なお心で年末ライブに出していただけることになり、憧れの舞台に上がらせてもらった(ちなみにこの写真を撮影して下さったのはいつもコンテストなどに挑戦している教室の先輩だ。何度も大きな舞台に立っているかたなので撮影ポイントもよくわかって撮ってくださっている。感謝!)
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基本のキだが、仕事も趣味の踊りも「備えよ常に」でいつでも結果が出せるようにしておかなくてはならない。結果がすべてであり、いいわけは通用しない。

株式投資がらみの私の仕事では講演会などに来てくださったお客様の運用成績向上につながる銘柄発掘、投資ストラテジーの提供だったり、知識などをいかにわかりやすく伝えるか資料や言葉を駆使する。
踊りの世界は踊りでしか語ることができない。言葉ではない。

踊りは舞台がすべて。
そういうことに改めて気が付く経験だった。

さて、ライブ終了後、忘年会もかねて出演者で近くの居酒屋へ繰りだした。
これが本日のブログタイトル「人手不足元年」に繋がる。

店で驚いたのは、客は続々と入るのに厨房とホールは各々ワンオペ。たった2名で二階も含め80平米ほどの店を回している状況だったこと。

テーブルは一階だけでも13ボックス分ある。4人掛けとして52名座れる。ここにどっと人が入り、次々とオーダーが出ると飲み物、出し物で厨房もホールもてんてこまいになる。
実際、オーダーを通すにもなかなかホール担当が客席に来ない。出てくるものも長時間かかる。オーダーから品が出てくるまで10分以上だし、「まだですか?」と聞いた品は二重注文となって、帰り支度を始めるころ、どどーっと出てくるような残念状態。

洗い物はたまり、各テーブルは客が帰ったままの状態で散らかり放題。私たちのテーブルも空いたグラスや皿が席巻。仕方がないからビジネスホテルみたいにカウンターに返しに行くと、状況に頭が回っていないワンオペ君は「置いといともらっていいすっよ」とかいう。客側(ワタシ)は散らかっていると気持ち悪いのだがホール君は気にならないということはそういう状態が平気という生活歴なのだろう。

ホールは注文を聞き、通して運んで、会計して、一段落ついたら机をかたずけ洗い場もするのだろう。
ホール君は年齢は23、4の若者で茶髪に鼻ピアス。昼間はスケートボードなどに乗っているような雰囲気だから、ホールを回して数か月というところだろうか。どこかきょとんとしているので「俺はなんでこんな状況にいるのだろう?」と困惑している気配を感じた。彼の中で「ばっくれてこんな現場もう辞めてやる」という怒りめいたものと「いや、頑張らないと。こういうことがきっと仕事なんだろう。ここを俺の裁量に任されているんだから」という肯定、葛藤もほの見えた。

チラ見すると、暗い厨房で立ち仕事をしているのは30歳代ちょい前か。調理人という風情は全くないからまだ厨房に立って日が浅いのか。

客は中高年はもとより、若い人たちも多く、立地や店のデザインが目立つから続々と来店する。
居酒屋でありながら、メニューには麺類、定食類も表示してあり、飲んだ後の〆ごはんで立ち寄る筋も多そうだ。
施工が新しいので開店して間もないようだが、オーナーは阿鼻叫喚の現状を知らないのだろうか。利益追求で二名体制なのか、人手がないのか?
ちなみにほかの店でも似たような状況だからやはり人手不足は深刻と思われる。

超原因として少子高齢化とはこういうことなのだろう。
小金と時間を持ったシニアの数が多く、それ用の店が企画され、少子側は仕事に就く。
人手不足になる構造は歴然だ。

しかも、現場で働く若者がどんな教育を受けてきたかも影響している。

昭和の現場には良くも悪くも藩単位の組織の中で暮らしてきた祖父母の元で育った経験、軍隊経験、農業経験、親の仕事の手伝いなどで仕事の飲み込みが早く、体力気力も強い人材がいた。

しかし、今の働き手はそれに比べるとへなへなである。

100年単位でへなへなな人間を育成するような環境がわが国にはあった。
100年単位で国家を作っていこうとする思想背景も信条もない。
こんな現状を憂う政治家もいない。そんな政治もなされていない。
やがては「こんなだったらロボットがいい」だの、外国人労働力にすがろうだのということになりかねない。

外国人労働者斡旋企業やロボット関連企業などの資本家たちにはこうした未来は見えていたのだろうか。
店は出せて客もいるのに人手不足で現場が回らない。
家は買え、設備も整えたのに、継承させる子供がいない。
地方省庁などの建物は税金投入で立派なものが立ち上がり、そこで働く公務員もたくさんいるが、住人減少が止まらない。

何かが根本的に間違っている。
ちなみにかつてユーロ圏で、そして戦後日本で起こったこうした構造問題は1990年以降に中国で展開されていき現在進行中だ。
中国もあと20年もすれば深刻な人手不足に見舞われる可能性がある。

何が起こっているのか。何が起こるのか。
アニマルスピリッツで
備えよ常に。

改めてよくよく考えたい。

【2024年の予定】

●1月16日 兵庫県丹波篠山

★1月29日(月)
北野誠のズバリ!

●2月20日 名古屋  日本証券新聞社






by yoshi-aki2006 | 2023-12-31 08:41 | 事象観察 | Comments(0)  

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