記憶のかなたにいるあなたへ

「あ、この人タイプ」って思うときのピピッ。
男の人はどんなふうか知らない。

しかし、女の人は・・・、いや、私だけかも知れないが血の記憶という気がする。
失血して、体中から血が抜けていくとき、
大泣きした後のような、ほっとしたような、それでいて物悲しい気分に襲われる。
そして、出て行くものが出て空っぽになった私は記憶のかなたの「あなた」を呼びはじめる。

「あなた」でないとダメ。
そんな人を呼んでいるのだ。

それはラスベガスで見た濃紺の夜空のかなたに煌く星に感じたような細い細いしかし、鋭い光のようなインスピレーション。

その果てにいる「あなた」だ。
私には「あなた」の気配はわかる。

昇って来る水平線上の光のように待ちわびている。
そうした感情を引き起こすのは血である。
思い出させてくれるのは血。
そんな気がする。

人はこの世に血まみれで生まれてくる。
誰かの記憶をしっかり身にまとって。

by yoshi-aki2006 | 2007-03-29 22:59 | ボディ | Comments(0)  

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