鈍感力、もしくはバカの壁

鈍感力は作家 渡辺淳一さんの本のタイトル。
バカの壁は養老盂司さんの本のタイトルだ。

鈍感力は「人が何をいおうと屁のカッパ」という居直りが大切でゴーイングマイウェイをといた本であろう(読んでいないので想像だ)

バカの壁は買ったが積読状態でまだ読みきっていない。主旨が違っていれば申し訳ないが、要するに、誰が何を聞いたところで、「自分はこうするんだ」と思い込んでいて、聞く耳持たない限り、それは「バカの壁」とでもいえるどうしようもない海綿体みたいなもんだろう、ということではないか(これも違っていたらスミマセン)

海外にいた頃、ハウスキーピングの女性に何度か言って聞かせたことがあった。
「ご飯を炊いたままにして保温をしておくより、まずは炊飯器からお櫃を出して、ご飯をさっくりかき回し、ふきんをかけてご飯を涼しいところにおいておくと腐らないのよ」

私の表現力に問題があったのかもしれないが、何度言っても「ヤッシー」は忘れてしまい、毎度ご飯を腐らせていた。「ヤッシー」はふきんを拡げて干すことも苦手だった。「ふきんは拡げてほしましょうね」と1000回はいったと思う。が、「ヤッシー」は毎回、家事に夢中になって、やったらやったッパナシになってしまう。
でも、ヤッシーは私のいうことができなくても「悪い」とは思っていなかったようだ。

鈍感力とかバカの壁という言葉で私は自分とヤッシーのエピソードを思い出す。

鈍感力。
今、私がこの力を発揮しているのはいつまでたっても思うように動かない体に関して。
放置していたら、りんご、りんご、みかん、ゆで卵と4つがそれぞれ大きくなってしまった筋腫。
これから治療していくわけだが、はっきりいってそんだけのものをお腹に抱えて、歩いたり走ったりはすっごく大変。また、ジャマッケこの上ない。
が、鈍感力で、「そのうち退治する」と鷹揚に構えると、気持が開ける。

時々、私のことを「太っ腹」とか「包容力がある」とか言ってくださる方がいる。
そりぁあ、そうだよ。りんご、りんご、みかん、ゆで卵を抱えた腹を太っ腹といわずして、なんという?
そんなじゃまっけなものと共存しているうちに包容力も増すわな~。

稀に私の「ま、いいじゃない」という〆かたに「ラテン」という言い方で「大雑把」果ては「ずさん」を指摘する者もいないではない。
が、段々、そうなるんだよ。それが年増の魅力ってもんだ~。

ま、ヤッシーのことも許すとするか。米一表は腐らしてしまった気がするが。

by yoshi-aki2006 | 2007-04-26 14:36 | シンキング | Comments(4)  

Commented by kyou at 2007-04-27 12:17 x
こんにちは。今朝の札幌はなんと雪でしたー。
鈍感力、といえば私の義理のお母さんです。
とにかく小さいことを気にしない!
よく夫に怒られていますがケロッとしています。
ちょっと悩みがあっても、お義母さんに話すと
なんだか悩んでいるのがばからしくなっちゃいます。

木村先生は、すごくパワーがあって、一緒にいる人に
元気をくれる様な方だと思っています。
実は、友人の結婚式に出ることより、木村先生に
お会いできる方が楽しみなのです(^^v)
Commented by EYASUKO at 2007-04-27 16:08 x
木村先生、こんにちわ。
今日のテーマじゃなくてすみませんが、昨日鳥越製粉の優待品が届きました。ずっしりと重い3kgのそうめんが木箱に入って届きました。
これで、先生に教えていただいた優待も、ワイン、図書カード2件、キューピー製品詰め合わせと、続いています。来月はシーラボの化粧品が来ます。こうして実際に商品を手にすると、うれしいですね。ありがとうございました。
Commented by yoshi-aki2006 at 2007-04-28 21:04
Kyouさま
なんと名古屋では「きつねの嫁入り」で東京に戻ってきたら低気圧が大暴れした後でした~。おとといでしたか、私が注視している和歌山に震度3の地震もあったし、こりゃ、株式市場だけでなく、天気も注視ですね。明日晴れますといいですね。
Commented by yoshi-aki2006 at 2007-04-28 21:06
EYASUKOさま
日伝は100株で讃岐うどんがきます。株価はそろそろ下げ止まりかも。安く買えるといいですね。ソーメン、うどん、ワイン、図書カード、マヨネーズ、あとは漬物とか、惣菜がほしいところですね。アリアケジャパンの優待もいいですよ!

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