最上のもてなし

講演前。
会場に着くと、わーーーーっとお出迎えしてくださる担当様。
そして、お茶の接待。
主催者様や様々なお歴々が名刺をもって控え室にいらっしゃる。

私、今到着したばかりで化粧を直したいんですが。
トイレも行きたいし、身繕いも。
講演レジュメも見直しして、準備もしたいのですが・・・・・。

が、次から次へとお歴々がご挨拶にいらっしゃる。

ついにソファーに座って経済談義が始まる。
そして。
一時間がすぎ、担当様が「ご登壇のお時間です」と呼びに来る。

トイレに行くことも化粧直しもレジュメを見直すこともたいていできない。

島根県と岡山県の県境に出張で行ったときだけは違った。
講演が始まるまで、お茶が出た後は一切、講師にかまわず、そっとして置いてくださった。
放置ではなく、「では御用がございましたら、控えておりますので」という言葉の後に「目顔」で
「どうぞ、ご準備を」と挨拶された。気を使ってくださっていることが手に取るように分った。
「かたじけない」と思わず、いいたくなるような情け深いおもてなしであった。

印象に残る場所のひとつだ。


人前でまとまったことを話すにはそれなりの心の準備が必要だ。
講師が登壇する前はそっとしておいてあげる。

自分が逆の立場になると、そういうおもてなしをつい忘れるのだけど。

by yoshi-aki2006 | 2007-06-25 11:07 | ビジネス | Comments(0)  

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