奉行グセ
2008年 04月 15日
原稿書き。
アポイントの整理。
そんな日々の業務の合間を縫って老親の旅行を段取りし、送り出す。
鍋が始まると菜ばしと灰汁すくいのおたまを握って鍋奉行、電車の中では優先席での席譲りや携帯マナーの違反声だし注意の車両奉行をやってしまう性格なので当然、旅奉行も完璧にやらずにはいられない。
宿泊先の手配、訪問先への連絡、それぞれに用意するお土産、服装、荷物チェック、乗り物の段取り。そして新幹線での送り出し。留守宅のケア。迎えの段取り。
旅に出る前の日の実家の冷蔵庫の中まで全部に采配を振るわないではいられない。
「これはフリーザーへ」「これは明日朝食べる!」「水はもう飲まないでね、お手洗タイムを少なくするためよ」
が、愛情からの奉仕というより、奉行グセからではないかしら。
つい先日もご一緒した男性陣から「うちの母親にそっくり」「いやー、髪型といい、顔つきといい」「似てるってもんじゃあないです。そのものです」といわれました。
自分で奉行マザーと命名。
ここで話の軸は大いに転換しますが、親の家といえども様々な家事上の軌道があり、なれない私はあちこちで負傷。雨戸やサッシのクセを知らずに閉めようとして手にすり傷、庭の水道蛇口で足をすりむくなど・・・。
株の銘柄や投資対象と一緒で知らないものには慎重に対処すべきだなと思いました。
自分のフィールドでの仕事のようにスムースに行かないもの、それが人の住まいでの仕切り。
迷奉行、いててててと眉をしかめる。
チャンチャン♪
by yoshi-aki2006 | 2008-04-15 20:36 | アンテナ | Comments(3)