コア・コンピタンスとブラックボックス
2008年 05月 28日
専門家集団はみんなこの部分が強力な人ばかり。
しかし、それだけでは変化の激しい世界を勝ち抜いていく事はできません。
「何でかしらないけど、この会社は強いなあ」
「不思議にあの人は仕事ができるよね」
「どうしてこれが売れ続けるの?」
世の中にはそういうものがあります。
そしてそういうものは派手な宣伝とは無縁でじわじわ、しみじみ、ふつふつと売れ続けます。
あるいはシェアナンバーワンを取って、容易にその座を明け渡さないのです。
コア・コンピタンスに付加された強み。それを「ブラックボックス」(パナソニック 石井純氏)といって、実際にそうしたコンセプトで製品作りをしているところもあります。
まねしようにもしようがない。
コアコンピタンスにブラックボックスがあればより強いモデルというわけです。
周囲の優秀な例を観察するとまさにコアが強くて何かしら独自のノウハウを持っています。
そういえば・・・・。
近所にいる地域猫のみーたん。誰よりも餌をくれる人の見分けが早く、行動も早い。
そしてたった一回でも餌を投げた人のことは絶対に忘れない。
ブサイクだけど、哀愁のこもった目で人の心に訴えかけ、餌をもらったときはちゃんと会釈を返す。歩いていると、すばやく道から出てきて「今日も餌くれるよね。くれるよな」と伴走しながら、アイキャッチを欠かさない。他の地域猫はみーたんのど迫力にすっかりかすんでしまっています。
あの能力はまさに・・・、それだ!
by yoshi-aki2006 | 2008-05-28 12:13 | ビジネス | Comments(0)