学び賃

狡いと書いて「こすい」と読む。
ずるいという意味と似ているが、私は「ずるい」とはあくどい恥知らずであり「狡い」とは相手を見て付け込むこと、という具合に使い分ける。

とても急いでいる時に素敵なカーディガンを見つけた。
色も形も私の好み。
いつも通る住宅街の一角のブティックだ。
土日によく通るがたいていは閉まっている。
電気がついていた今日は急いでいたが立ち止まった。

すると、オーナーだろうか。
ふくよかな70歳近い女性が「どうぞ、どうぞ、中にお入りください」とにこやかに対応してくれる。
後で思い返せば店をしまおうと思っていたところ、鴨がねぎしょってやってきたと
思ったのだろうか?

カーディガンを試着するとぴったり!
値段も手ごろだったので、購入することに。

さて、お勘定の段になって値札と違う金額を請求された。
「あれ?」と思ったが、「消費税がのりましたので」というのでわずかな違いだし、ま、いいかとスルーした。でも、念のため、レシートをもらい家で見てみると・・・。

最近の電卓は「税抜き」と「税込み」が出せる機種がある。
やっぱり、ちょっと多めに取られていた。

「レシートください」といったとき、ちょっともたついてたのはそのせいかな。

このお客さん、急いでいるみたいだし、おっちょこちょいみたい・・・。
そんな風にも値踏みされたのだろう。

個人営業の店、特に衣料関係のブティックでこういう目にあうのは二回目だ。
税込み表示してあるものにさらに消費税と称して多めにオンしておつりをよこす。

相手が慌てていればわかりゃしないって。
まさか電車賃払って抗議に来ないって。
この人、おっちょこちょいみたいだし?

事故米を高く売って儲ける商売人と根っこはおんなじですかね。

いつから「自分さえ得できればいいや」って人がこんなに増えたのかな。
そういえばたくさんいるのかも。そういう人って。

狡い人。この人だったら、やりやすそうだと人を見て付け込んでくる人には用心しなくては。
もっとも付け込まれる自分にも隙があるわけだけど。

しっかりモノの主婦の友達に叱られた。
「また、一万円渡したでしょ。かっきりつり銭のないようにお金を出すこと。小銭を出すのに戸惑っているふりをして、値段を確認することよ」

私はそれを学ぶための学び賃を払った。
ブティックのオーナーは狡さにきずいた顧客は二度と来ないということをこれからでも学んでもらいたいものだ。

by yoshi-aki2006 | 2008-09-18 23:56 | ビジネス | Comments(0)  

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