木村佳子のブログ ワンダフル ツモロー 「ワンツモ」:スタディ
2019-06-21T16:33:19+09:00
yoshi-aki2006
経済評論家、一級FP技能士、チャート分析家の木村佳子さんが素敵な明日を迎えるためにお届けする ライフ&マネー メッセージ ホームページはhttp://fp-money.life.coocan.jp/
Excite Blog
ガスト「ぼっち席」に拍手! おひとり様席のある都内ガスト店
http://yoshiko115.exblog.jp/30653030/
2019-06-19T02:47:00+09:00
2019-06-21T16:33:19+09:00
2019-06-19T02:47:14+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
なかなか空いている席がなく、なぜかしら空席になっていたところを見つけて座ると、
「あー、そういうこと?」
と空席だった理由がわかります。
その日のお隣さんはものすごく作業量の多い方でした。
ページをめくる音があまりにも気になるのでふと見ると、
作りこんだノートを何度も行きつ戻りつされていて、あるところでは付箋を貼り、
あるところではマーカーを引き、が延々と続きます。
サンダルを脱ぎ、髪の毛はクリップでアップにし、はだしになってすっかり没頭されているので、周囲への気配りには思いが及ばない様子。
日焼け痕跡ゼロな色白さんだったから、研究生活に没頭してお長い方ではないかとお見受けしました。
こりゃ、お隣さんとしては大変だぞお~と思いました。
耳栓をしても気になるその作業音についにギブアップ。
席を離れてフロア放浪。
やっと見つけた静かなデスクでひと心地着いた次第。
図書館だけでなく新幹線でもターリーズ、スタバなどでも「あ、この席、NGだな~」と思うことがよくあります。
タイピングの音が非常に大きい人とか。
本人はイヤホンしていて、タイピングの音のうるささには気がつかないんでしょうね。
ちなみにキーボードをたたく音でどんな人か、どれくらいのポジジョンについている人かだいたいわかります。
勢い込んでタイピングする人にあまり賢そうな人はいない気がする(;'∀')
というわけで、かくもお隣さん事情に悩む機会があり、おひとり様充実タイム需要はいや増すばかり。
そんな中、すかいらーく(ガスト)では「おひとり様デスク風のお席を充実させて流行っているようです。
ガストの東京圏の「ぼっち席」所在は
赤坂見附
麻布十番
新橋
三田慶応
芝
など11店舗。
#ジョナサン麻布十番はボッチ席ナシでした!
#ガスト麻布十番は商店街地下だそうです。
同じすかいらーくグループでも、ボッチ席がないって、違い、なんでかしら? 研究したいわ~
新橋や麻布十番ならよく通るので一度行ってみようと思います。
PCやスマホで作業しつつ、ご飯やのみものが運ばれてくるという環境は働き方改革で会社から追い出される会社員や私のようなフリーランスの隙間時間利用需要に十分こたえてくれている優れた社会インフラだと思います。
おひとり様席だと「お隣さんリスク」からも解放されそう。
公的な場所で人のことなんて考えない人の行為を以前は嘆かわしく思ったけれど、今は、
そういう頭の働かせ方ができない人
人のことをおもんぱかる能力が欠如している人は思っているより多いのだという現実を見なければならないのだな、と思います。
そういう人と遭遇するとその場はジャックされて居心地の悪い時間を過ごすことになるわけですが、
そういうお困りごとをくみ取って新たなビジネスが生まれ出てくることを思うと
それもまた、ヨシですかね。
そんなことをつらつら思いながら体を鍛えるためレッスンに行くと
「電車の中で怖い人に会った!」と盛り上がっていて、
その人が録音した音声を聞かせてもらうことに。
なんでも満員電車の中で周囲の一人一人の乗客の顔に向かって
「私がお化粧してきれいにしていることがそんなに目障りですか? ね、あなたどう思う?」とか真顔で聞いてくる乗客がいたのだそうです。
遭遇するのは二回目なんだとか。
お隣様リスク電車版ですかしら。
そう問いかけるご本人にとっても、周囲の人にとっても、生きるのがなかなかむつかしい世の中ですねえ。
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令和と万葉集
http://yoshiko115.exblog.jp/30573307/
2019-05-02T09:41:00+09:00
2019-05-02T10:12:24+09:00
2019-05-02T09:41:47+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
聞き逃しで聴けますのでリンクしておきますね。
4月30日19時半放送のNHKラジオ
万葉集の精神を令和に活かす2019年4月30日(火)放送2019年6月30日(日) 午後8:00配信終了
品田 悦一さん(東京大学 教授)
放送によると
●万葉集は庶民から天皇までの句がまとめられているという解釈は間違い
●歌われている内容から推察すると当時の馬は2000万円。その馬で恋人に会いに行く生活レベルから
豪族、国司などある程度のセレブな方の句集であろう
●近代の色眼鏡で万葉集を見ている
●近代、明治の半ば頃から万葉集=庶民を紐ずける試みがあり、新しい国作りの礎にされた。万葉集で国民のナショナリティを強める当時の指導者の政治利用があった
●1930年代の戦争、戦意発揚のために万葉集「海ゆかば=天皇のために身をささげる内容」「今日から盾になって身をささげる内容」などが政治利用された
●万葉集は国書、愛国心発揚の観点ではなくグローバルな視点で
●令和は中国と日本の共感として続いているという視点の大伴旅人の心を反映している
●万葉集を内向きでなくグローバルな視点でとらえるべき
おおよそ、そういう内容でした。なるほど、勉強になりました。
しかし、
4月30日にこういう内容の放送をするNHKの不思議感
さて、今更ながら平成から令和の一連の儀式を報道で見て、
皇室も正装が和式一辺倒ではないのだな、と思いました。
燕尾服、勲章、ロング丈のワードローブにティアラというのは洋式ですよね。
江戸末期、明治の時代に写真技術が使われるようになり、幕末、明治のころからの皇室お写真を見る機会が多いわけですが、和式のお姿だけでなく、イギリスなどの王室と同じような洋装で公式行事に臨まれている不思議が歴史を勉強する上で、モチベーションを高めてくれます
さて、月刊木村佳子と木村佳子の経済都市伝説を5月1日正午にアップしました。
お時間がございましたらご覧くださいね!
月刊 木村佳子
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英語をあきらめない!
http://yoshiko115.exblog.jp/24555739/
2015-10-10T06:08:00+09:00
2015-10-10T09:29:32+09:00
2015-10-10T06:08:28+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
みんな次の攻略先として英語の勉強を強化しています。
というのも、企業でも英語能力をこれまで以上に重視し、TOEICなら何点以上という具合に社員に求める傾向が強まっているからです。
なので首席で卒業した人も「TOEFLスコアを伸ばしたい」と目標を掲げて勉強しています。彼はきっと勤務先から外国の研究機関に派遣されたり、論文を外国で発表する機会を見据えてのことでしょう。
私はそんな機会はありませんが、このままだとオリンピックの頃には英語難民化してしまいそう・・・。ただでさえ、毎日やっていないと忘れますから、慢心は禁物ですね。
でも、途中で、くじけそうになったら?
そのときはノーベル賞受賞者の足跡が今、さかんに報道されていますので、自分を奮い立たせるための参考にしたいと思います!
大村智先生の功績をたたえる読売新聞記事にリンク
梶田隆章先生の読売新聞記事にリンク
大村智先生は研究チームを産学共同体に発展させ、より深く研究が進められる仕組みづくりを成功させた功績が大きいと思います。
微生物の研究者はたくさんいらっしゃると思いますが、研究を支える資金や人的な問題で壁にぶち当たります。
その点で大村先生は創意工夫をされ、世界的製薬会社のメルク社と提携した点で「只者ではなかった」わけですね。
学校の先生になって「あがり」という生き方ではなく、教え子の姿に触発されて学び直される「よりよく生きる」意欲。その意欲がついにはノーベル賞に表彰されるまでに到達されたんですね。
梶田先生は受賞のインタビューに答えておられたように、研究したくても寿命が尽きた恩師に報いようと発奮されたのではないでしょうか。
いずれの先生も途中であきらめなかったし、創意工夫を続けられた。
どうしたらこの課題を克服できるか、苦労を楽しみながら問題解決を図られたんですね。
私の今の励みは70歳から勉強を始めて80歳で英語がしゃべれるようになった方のエピソードです。中高年の人が中学、高校、大学と学んでもなかなか英語がモノにならないのと違って、今は小学生から英語に親しみ、あと10年もしたら相当、英語力を備えた人が世の中を占めるはずです。
英語難民である中高年はそのときに備えて、英語力を鍛えることが大切ですね。なので私も次の目標として英語をあきらめないで、英語力を充実させたいと思います。
まずは試験で実力試しを。
TOEIC
英検
国連英語検定
TOEFL
さて、連休明けの10月14日夜19:00~大手町で講演します。お時間がありましたらご来場くださいね!
お申し込み先です
緑の中に紅葉がちらほら。
夏のような青空ですが、そろそろ秋晴れの季節ですね。
そんな季節の移り変わりのさなかですが太陽が空にある限り、精一杯咲こうとするひまわり。
秋だから咲くのをやめるわけではなく、種としてこの世に命を授かった日から次のシーンまで営々黙々、つなぎ続けるわけですね。
当たり前の営み。
その力を学びにも反映させたいものです。
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一芸1000時間で日本一、10000時間で世界一を目指せ~早稲田大学大学院卒業祝いの言葉
http://yoshiko115.exblog.jp/24491829/
2015-09-21T11:57:00+09:00
2015-09-21T22:27:21+09:00
2015-09-21T11:57:50+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
早稲田大学 鎌田総長
大隈記念講堂での卒業式典を終えて学友と記念撮影
日本橋キャンパスにもどり、研究科での卒業式典も開催され、出席しました。
その際に大隈記念講堂での先の鎌田総長に続いて、川口有一郎ファイナンス研究科長からもお祝いの言葉をいただきました。
川口先生は「一芸1000時間で日本一、10000時間で世界一を目指しなさい」と私たちを激励してくださいました。大学院で学んだ時間はすでに720時間前後になります。あと280時間を費やし、日本一になり、そして世界的業績を残せ! という新たな目標、新しい視点に私たちの意識を向かわせることで、卒業による弛緩を戒めてくださいました。
謝恩会や卒業パーティでは多くの学生はうれしい気持ちを味わい笑顔ながら、先生の未来軸のお話にふと遠い目になっていました。
先生、先輩たちのはなむけの言葉を咀嚼し、次に自分は一芸1000時間日本一に向けてどう資源を費やそう? と考えたからだと思います。
卒業パーティの席で、誰からともなく未来について語りはじめました。
「木村さん、次どうするの?」と聞かれましたので、次のアイデアを口にすると、
学友も「僕はこうしようと思う」
「私はこうしようと計画している」
と次々に具体的なプランが出てきました。
世界的な域に達するには10000時間を要するという川口先生のお話に照らし合わせると、
達成するまで命があるかしら???? とひるむ気持ちがあるのは確かですが・・・・、何事もはじめなければ話になりません。
10000時間は気の遠くなる先のように感じられますが、2年勉強して約720時間は消化したのです。あと、この9倍、勉強して努力すれば何とかなるかも????
継続は力なり!
私もそうでしたが、仕事をフルにしながら社会人大学院生活を過ごす一人親方社長の面々はかなり大変な状況に追い込まれます。
「今、韓国」とか、「今からだと出席が厳しい!」とかフェイスブックなどで緊迫した状況での綱渡りを伝えてきた社長職の人は少なくありませんでした。
海外の人に不動産ビジネスを手がけている社長は「香港から全力で試験会場に!」との思いで駆けつけたのですが、学校に着いたら、すでに試験は終わっていたという気の毒なこともありました。
気の毒すぎてかける言葉もありませんでしたが、私も「木村さん、大丈夫?」と、周囲の人に本当にずいぶんと支えていただき、心配していただきながら、なんとかここまでたどり着きました。
先生、先輩、同期、後輩、事務局の皆様に言葉では言い表せない感謝を胸に、その感謝を社会にお返ししていきたいと思います。
「頑張ろう!」「何とかしよう!」と努力し続ける姿が大切なんだと思います。
お世話になった先生から新たな目標と具体的数値を頂き、また、前を向いて、さっそく具体的なアクションを起こします。
一芸1000時間で一人前、10000時間でプロの域と思えば、卒業は新たな始まりのスタートラインですね。
よし! やろう!
今日から達成に向け、始動です!
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やればできる! 社会人大学院でMBA 卒業までの道のり
http://yoshiko115.exblog.jp/24439743/
2015-09-06T01:26:00+09:00
2016-03-21T08:15:08+09:00
2015-09-06T00:44:28+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
9月下期入りのこの時期は、今年、立てた一年の計、どこまで達成できたかしら?
今年中に達成できるかしら、と検討してみるといいと思います。
私もまだまだやらなければならないことが満載ですが、達成できたこともいつくかあります。
その一つが2つ目の大学院の卒業です。
私がフルに仕事しながら社会人大学院に通ったことを知っている人からは、時々、
「僕も行けますかね、大丈夫ですかね?」と相談を持ちかけられます。
【よくある質問】
①仕事を持ちながら通えますか?
・・・授業に物理的に間に合う場所から通うなら、大丈夫。名古屋などから新幹線で通っていた人も居ましたよ。ちなみに私の場合、一つ目の大学院は自宅から15分で通える点が決め手になりました。立地も重要な選択肢だと思います。
②仕事と勉強の両立はできますか?
・・・・大丈夫ですよ。私ができたくらいだから。
そう、答えるようにしているのですが、いろいろ細かいことをアドバイスすると、
まず、一つ目の社会人大学院(多摩大学大学院)では修士論文が卒業案件でした。
もし、修士論文を出すタイプの大学院に行く場合のアドバイスは
最短2年で卒業する場合、あらかじめ修士論文で何を書きたいか、しっかりリサーチして研究計画書を作成し、いつ何をするなどの大まかな計画を立ててから、大学院に入り、すぐ、修士論文を書き始めるくらいのほうが社会人はスムースに卒業までたどり着けます。
そうではなく、何か新しいネタ探し、あるいは人脈を広げに大学院に行く場合は、ずいぶんと当てが外れると思います。
それらが目的なら、果たして大学院がその目的にふさわしいか検討が必要ですし、大学院の選び方をしっかりしないと、卒業は難しいと思います。
私が最初に行った大学院では確かに、異業種交流が盛んでしたが、それに重点を置くと修士論文を書くという点で、後々、非常に困ると感じました。
2年は長いようで実は意外とあっという間です。
飲み会、交流会に精を出すと研究が行き届かず、後で本当に苦しみます。
とはいいつつ、修士論文も伴侶もモノにするツワモノも少なくありませんでしたが。
★ポイント★
修士論文で書きたいテーマをあらかじめまとめてから社会人大学院に行くこと。
もうひとついえば、学びたい教授を選んで、その先生の本や論文をたくさん読んでおくのもお勧めです。講演を探して聞きに行くのもいいですね。所属しておられる学会での発表を聞きに行くこともいいでしょう。
こうして目的を明確にしておけば、働きながらでも修士論文を仕上げ、卒業できますし、研究が仕事にも生かせると思います。
博士課程前期課程を設けている大学院であれば、勉強が好きになって、後期、さらに研究を深めるために別の大学院で博士号挑戦という道も開かれます。
私はあまり研究対象を絞り込んでいなかったので、今から思えば最初の一年をあまり研究に費やせず、もったいなかったなと思いました。
そして、後半の一年、なおもモタモタしてしまい、結局、修士論文を仕上げるとき、とってもきつい追い込みを体験しました。このときの体験は今思い出しても、「ああ、辛かったなあ・・・・」と思います。修士論文をバイク便で大学院事務局に届けた後、新幹線に乗って出張に行ったのですが、新大阪どまりの車両の中で掃除の人に起こされるまで昏睡してしまうほどでした。
最後の最後はそれくらい、くたびれ果てたのですが、めでたく、修士論文は審査に合格し、経営情報学修士の学位をいただくことができました。付け加えると、この大学院を卒業するまでに仕事を休んだことはありませんでした。
専門職MBAの学位がいただける2つ目に通った大学院、早稲田大学大学院ファイナンス研究科は卒業案件は修士論文ではなく、1科目全講義が終わると15講義目が試験というスタイルでした。
他校から赴任してこられた先生の多くは「社会人大学院で試験で評価ですか?」と驚かれるのですが、どの講義もすべて試験です。最低24科目の試験にパスしないと学位はもらえない点と、1つの科目を5回以上休むと、自動的にその科目は取得不可になります。
遅刻、早退も30分しか認められません。また、遅刻、早退は二回で欠席一回とカウントされますので、ここでは在学中、仕事を断らざるを得ないことが再々ありました(コレがとっても辛かったです。一人親方社長なので、自分が仕事を引き受けないと事務所の売り上げは減少します。仕事を引き受けないイコール収入低下、シェアの後退になります)
この厳しい出欠カウントと試験日頃が自分の仕事のオンシーズンに被ることも辛かったですね。
12月は授業も佳境。しかし、仕事も佳境になり特に1月中旬から2月にかけてや、5月連休明けから7月一杯くらいが私の仕事の超繁忙期なのですが、そこに毎回、試験日がぶつかるのには参りました。
出張を伴う14現場、15現場での講演をこなしてドン! 翌日、試験というときはさすがに頭が回らずに試験の出来が悪かったりしました。
一番辛かった思い出は、試験日と仕事のオファーがぶつかった時でした。期末試験は午前中。講演のご依頼は新幹線乗車を伴う場所で午後2時からでした。どうしても、ということでしたので、仕事を選び、試験は捨てました。もちろん単位取得には大いに影響が出ましたが、どちらが大事かと考えるとやはり仕事が大事でした。
私は2科目程度のことでしたが、ある人はその期のマックス受講量である8科目すべてが仕事で受験できず、半年間受けた講義の成果が出せず、本当に気の毒でした。
在学中、もっともうれしかったことは、あるときは65名中15名しか単位をもらえず、ABC評価でAとBにしか単位がこないという難関講座でAをいただいたことでした。文系講義ではA+をいただけてもこの出題範囲が広く、評価の厳しい講義を他の7教科の単位取得も抱えながら、半年で突破するのは至難の技に感じられました。
理数系の人やアナリスト試験に合格した人なら簡単なようですが、微分などの知識を必要とするこの授業では難しさと課題の多さに蕁麻疹がでるくらい悩みました。
でも、がんばった甲斐があってAをいただきました。教授は「この科目が取れない学生はファイナンス研究科に2年居る意味がない」とおっしゃっていただけに感慨もひとしおです。
こうした試験系の大学院は理数系の知識を問われるケースが多いと思いますので、経済を文系文脈で理解しようとしている人には難しいと思います。かくいう私も経済を理解するには、数学力が必要だということがわからなかった一人でした。入試面接のとき、この難関授業を課す看板教授に当たったのですが、「数学、数学、数学ですよ。大丈夫ですか?」と念を押されたのでしたが、後でその言葉の意味を痛いほど、体感することになりました。
が、そうした勉強は銀行、証券、不動産、保険でキャリアを積んでいきたい人、企業でファイナンス系役職者を目指す人にはお勧めです。実際、金融業界の人が多く、学部から上がってきた人の内定先も銀行などが多いです。
さて、時間とお金を費やして、社会人大学院に何を求めるかですが、人それぞれ、その目的があるだろうと思います。
私が2つの大学院で手に入れたかったものは「わかったつもり病からの脱却」、「長いキャリアから何か偉い人になったつもり病の検証」です。
長年、社会人として仕事をしていると、年もとり、若い人の層の広がりの中で「先輩」として立てて貰える機会も増えます。私のような仕事ではどこに行っても「先生」と呼ばれるために、「何か偉い人になったつもり病」にかかりやすくなります。
もし、自分の子供のような年齢の人と机を並べて勉強しなかったら、その病に犯されていたかもしれません。
世の中には要領のよさで仕事や役職を獲得していくタイプの人もいます。
ポジショニングがうまい人です。
そういう人は最短距離で有力者と知り合い、その人脈から理事や取締役などに引っ張り上げてもらったり、果ては政治に首をつっこんだり、と出世していきます。
もちろん中身が伴い、人から「この人こそ」と押されて出世していく人も多いと思いますが、はたから見ていると要領でよいポジションにつき、やすやすと既得権益を手にしているように見えることがあります(実際はどうかわかりません。が、はたから苦労なく見えるケースのことだと思ってください)
「あの人、何で?」 と思えるような、ポジショニングだけがうまく見える人を見つけると人はついついその人の「その世渡りの巧さ」だけにフォーカスして、自分も要領よく、そのポジションを手に入れようと効率性を追求したくなりがちです。
そういう気持ちに傾くのを封じて、正攻法で世の中で仕事していきたい。
これでもか、と大学院に挑戦したのは、要領のよさだけで仕事しそうになる業界人的処世術を自分に封じる意味もありました。
それと、長い社会人生活の中で、「勉強するってどんな風にすればいいんだろう?」ということがわからなくなっていましたが、試験、試験、試験を突破しなければ卒業できない大学院で、勉強ってどういうことだったかを少し、思い出し、体得し直した気がします。
社会人大学院でもまれたおかげで、何か偉い人になった病、わかったつもり病、業界人的処世術優先の誘惑の予防ができたのではないかを喜び、アウトプットのためのインプットが一段落したので、今度はインプットからアウトプットの質を高めていくことを念頭に仕事していきたいと思います。
迷ったら行ってみたら? という言葉を社会人大学院に行こうかどうしようか迷っている人に送りたいですね。
矢沢永吉さんのコマーシャルのフレーズでしたっけ、やっちゃえ! 跳んだモン勝ち志向で!
★やればできる!
高校は一年しか修了していない私。大検で大学入学資格を取り、生まれて初めて受験した武蔵野美術大学を17~20倍の難関を突破し合格。
その後、社会人生活を経て多摩大学大学院でMBAを取り、2013~2015年通った早稲田大学大学院ファイナンス研究科を修了。専門職MBAの学位をいただきました。数Ⅰしか学んでいなかった私は大学院数学に戸惑うことが多かったのですが、為せば成る!
また、MBAを取るまではどんなにすごいものだろうという畏怖を感じていましたが、恐れるに足りず!
これまた、為せば成る!
いえることは、学歴があってもなくても資格がなくともMBAに畏怖を感じず、自分を信じて堂々と持論、正論を社会のルールから逸脱せずに持続していけるかです。
「やるのは自分だ。他者ではない」を胸に頑張りましょう!
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問題を解く力で出口を見つける力を養おう!
http://yoshiko115.exblog.jp/23634830/
2015-02-05T00:13:00+09:00
2015-02-05T00:22:58+09:00
2015-02-04T23:07:07+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
山口はとってもいいところでした。
ほら、朝日が昇ってくるところです。素敵でしょ?
会場まで歩く道すがら、海と河の境目で鳥の姿を見ることができました。
下の写真では食べ物が流れてくるのを鳥たちがじっと待っています。いい場所をよく知っていますよね。
こうした自然環境の中ではぐくまれている食材もおいしく、お値段もびっくりするほどリーズナブル。
今度は仕事だけでなく遊びでも訪れたいものだと思いました。
単身赴任している会社員の方にうかがった話では東京や横浜のご家族が時たまやってきて、山口大好き状態になり、次第に頻繁にやってくるようになるのだとか。
わかる気がします。
講演にはたくさんのお客様が来てくださいました。
本当にありがとうございました!
さて、東京に戻り、新幹線で揺れている感じがしばらく続く中、今度は一転して、勉強が・・・・・続く、続く、続くよ~どこまでも・・・・・・。
何科目かの試験やレポートが目下、佳境なのですが、教科ごとに脳みその別のところを使うので、時々、ふっと、「えーーっとえーーーっと」とぬかるみ紛糾状態に。
重回帰分析って 、ラグランジュ計算式ってどうやるんだったっけ????? すっかり忘れてしまっています。前にやったのになあ、ったくもう!
講演で使う頭の部位と勉強で使う部分はまったく違っているため、脳幹のバイパス切り替えというかシナプススイッチがなかなかうまく切り替えられません。今まで進行していた海上から面舵一杯切り替えて別コースに進むくらい頭の中はぐるんぐるんです。
あまりのストレスからか、ついに帯状疱疹が出たり、顔が粉吹きイモみたいにカサカサになってしまったり、眉毛の中にストレスぼくろができたり、してしまいました。とほほほほほ。どこもかしこもかゆい気が・・・・。
しかし、そんなことは言っていられません。今日は取材面談をお引き受けした後、ゼミのレポートをA4で25枚仕上げて、ようやく提出にこぎつけました。良かった!!! ぱちぱちぱち!
学校の自習室を見回すと学友たちも目を真っ赤にしてキーボードを打ちまくる人、講義レジュメに真剣に目を通す人人人・・・。いつまでこのトンネルで格闘するんだろうと思いながら、辛い状態だからこそ、強い乗り切り力が醸成される気がします。
学ぶ苦闘で得たことは、
自分で出口を探してここから出るしかない、ということです。
人を頼っていたらずっとここからでられない。
自分で答えを探して出る!
勉強でそのことを学ぶんですよね。
そして、これは投資にもいえることだと思います。
自分で何とかする力。
私はその力をお一人お一人が養って身につけられるのを講演を通じてお手伝いさせていただいていると思っています。
来週からはまた講演頭に切り替えて、福岡、広島、東京でお話させていただきますね。
来月13~14日の東証フエスタの講演お申し込みも始まりました。
ふるってご参加くださいね。お待ち申し上げております!
お申込みサイト
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思うは招く~夢は実現できるんだ!
http://yoshiko115.exblog.jp/23601195/
2015-01-27T20:40:00+09:00
2015-01-28T07:37:10+09:00
2015-01-27T09:31:44+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
そんな言葉を人から言われたことがありますか?
あるいは人に言ったことは?
自分で自分につぶやくことがありますか?
いつ、どこでそんな言葉を知り、人や自分に使うようになったのでしょうね?
それを考えさせてくれたのはTED Sapporoスピーカーの青年社長さん(Tsutomu Uematsu )。
この言葉が持つ破壊力について、その壁をぶち破って「夢の実現」にまい進している北海道の青年社長さんの感動の20分スピーチです。
励まされる言葉の20分「思うは招く」
直接、you tubeに行く方はここで見られます
どうせ無理の反対語は「思いは招く」。実現できるという説得力。
失敗したっていいじゃないの。それは「成長中」という言葉で置き換えられるんだから。
ホントいいこというじゃない~と感動しました。
そして、今、静かなベストセラーである吉野弘さんの詩集。
こうした言葉の数々に価値を見出す人々とともに蒼穹を抱いていると思うだけで「生きているって悪くない」と思えます。ぜひ、珠玉の言葉で心洗われて元気な明日をお迎えください!
さて、明日は呉での講演です。
2月は10日福岡
18日広島
お申し込みサイト
19日東京丸の内でセミナーがあります。
お申し込みサイトに飛びます!
私も投資の心に響く言葉のつむぎ人として皆様の琴線に触れることができるようお努めしたいと思います。
ふるってご参加くださいませ!
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明日ありと思う心の仇桜
http://yoshiko115.exblog.jp/23440481/
2014-12-16T23:10:00+09:00
2014-12-17T01:30:44+09:00
2014-12-16T23:10:21+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
親鸞上人の言葉だそうですね。
今の季節は紅葉シーズンですが、親鸞上人の教えの桜も紅葉も、広げれば人の気持ちも株価にも応用が利く言葉ではないかと思います。
命や健康にも当てはまるのではないでしょうか。
今日は著名な政治家が引退を表明されましたが、引退ということを決意される過程でも、ふと頭をよぎったかもしれない言葉ではないかと思います。
桜が咲き始めたらしい。そのうち見に行こうと思っているうちに桜は散ってしまった・・・。人は人生のいろんな場面で、痛恨の出来事を何度も何度も体験して、やがて、今できることをしっかりやっておこうとの覚悟が定まっていくものだろうと思います。
そして、覚悟の一日、一日を過ごすうちに自然が持つ問答無用の強さ、因果律の必然の中で謙虚な気持ちを持てるようになっていくのではないかと思います。
私もまずは身近なことから。
電車の中で風邪をひいているらしい人が咳をしていると、ヤクルトの自販機で「大人のヤクルト」「ヤクルト」を買って飲んだり、コンビニなどで明治のR-1を飲んだりして、心配の種を消しておきます。
風邪予防にはヨーグルトの摂取が効果的ですもんね。
今日は大変おいしいランチをいただきました。初めてうかがったお店でしたが、お店の大将が「木村さんでしょ」と言ってくださり、大変ありがたいことだなと思いました。
その大将のお人柄がにじんだおいしい一品が
春雨の豚のかく煮入り 汁物です。
お店のお品が見られるサイトにリンクしますね
こうしたおいしいものを味わわせてくださるありがたい機会をくださる「人情」に心から感謝して、「明日ありと」と慢心しないで、与えられた課題をしっかりとこなそうと思います。
この数日、インデイアンブルーに澄み切った晴れの空に恵まれましたが、一転してこれから一日、二日は大荒れだそうです。
(画像は気象庁のサイトから転載させていただきました)
こんな低気圧はものすごく珍しいそうです。
お天気の時は想像だにしなかったことですね。
エレベータの中で「竜巻が・・・」と人から教えてもらい、災害が各地を襲った今年を振り返って、慢心を引き締めようと思いました。各地で火山が活発に活動している点も気に留めておきたいことです。
健康な自分、若い自分、きれいな自分、できる自分に恵まれている時ほど素敵な自分に人は耽溺してしまうものですが、人はあっという間におじいさん、おばあさんになります。桜が散っても残るものは何でしょうね。
明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは
今できることをしっかりと。そして、ふぶいた後にどんなものを残すのか? 残せるのか?
今年もあと少し。一年を振り返りつつ、今日、今を大切に。頑張りまょう!
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調べる力、学ぶ力、無知を知る力
http://yoshiko115.exblog.jp/22560893/
2014-07-19T00:46:17+09:00
2014-07-19T00:46:29+09:00
2014-07-18T01:03:47+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
この日は早稲田大学へ。
歴史的建造物と建設中の新校舎とが混在していてキャンパスには活気があります。
それにしても、学内の木々の立派なこと・・・・。
以前、東大を訪ねた時も歴史的建造物と立派な木立に感動しましたが、早稲田の樹木もそれはそれは立派です。歴史を感じますねー。
おお、なんと立派なお姿!
読書室にはたくさんいい本がそろっていて、刺激を受けます。
机も椅子も設備もすべて立派。コピー室も充実!
こうしてキャンパスに足を運んでみると、
早稲田大学に学ばせたいと思う親御さんの気持ちがとてもよくわかります。
ちょっと木陰で一休み(父兄の一人に見えちゃったりして(^^))
しかし、やれどもやれども尽きぬ課題・・・・。
ゼミってこんなに大変なんだと実感する日々です。
それに、やったはずの箇所を突然質問で振られると
「ハテ? なんだったっけ?」
てな始末です。
今更ながらですが専門外のことは初心者も同然ってことですね。
しっかり、勉強しなくっちゃ・・・・・。
自分はもっとできるはず、との思いも「できてしまえることがあった」というだけで「これからもできる」とイコールではないんですよね。
いやはや。
牛の歩みで一歩ずつ。
やれどもやれども学ぶべきことが一杯。
まだまだ、一杯、未知が残っている! と楽しみに思うことにしましょうか。
調べれば調べるほど、自分の知らなかった世界が広がる。
そして、自分の無知を知る。
それが学ぶってことなんですね。きっと。
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試験対策~結果を出す人の答案用紙~できる人になる!
http://yoshiko115.exblog.jp/22011866/
2014-05-10T23:58:00+09:00
2014-05-11T22:07:17+09:00
2014-05-10T23:58:03+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
四半世紀も数学をやってこなかった私には大変な負荷がかかってしまっているのですが、できる人と比べると、うーむ!
と反省したり、参考になることが多いですねえ。
白板をしっかり観ようとして、座席の一番前に座るのですが、試験の時に答案用紙を回収する役目が回ってくることが多いんですよね。
ある、出張が立て込んで対策ができなかった試験の時のことです。
何を問われているのか設問を読み違えていることに気がついて、悪戦苦闘し、その日の試験は時間内になかなか問題が解けなかったのです。
ところが回収時、ハッとしてドキッ!
私が「時間が全く足りない!」と感じた試験において、回収した最後の答案を見たら、ある人の解答用紙にはきちんと最後まで記述がありました。
しかも字がキレイ!
回答欄から字がはみ出していない!
そういえば、中国では数学の先生をしているという同級生の人のノートもすごくきれいな筆記でした。
できる人の記述はキレイ!
結果を出す人は答案用紙が整然としている!
これは結構、言える傾向かと思います。
なので、採点する人もそうした傾向をつかんでいるのではないでしょうか。
記述を見たら、採点者はおよその点数がわかったりして???
升目から字がはみ出したり、文字があっちゃこっちゃ向いていたりする私は大いに反省しました。
今まで自分は結構できるほうだ、と根拠のない勉強版自己像を持っていましたが、こうして「同じ時間に勝負して結果を出す人、出せない人」の答案をまじかに比較する機会があると、「ちゃんと自分を相対化して足りていないところは成長しなければな~」と思いました。
字が大きくなる。
はみ出す。
勢いを持つ。
何度も消しゴムで消したりして、試験時間中、しっちゃかめっちゃか・・・・。
これはつまるところ、勉強が足りていないからだと自己分析しました。
回答時にすらすらすらと整然とかきこめるまで、勉強が必要ですね。
思いついたことをバーバーと書くから、字が勢いを持ってしまってはみ出したり、ゆがんだりする。
そうした自分の傾向を知るには、課題やレポートなどでできる人のものを一度しっかり観察させてもらうことですね。
同じ時間を過ごして結果を出す人出せない人の差をつかめば、差を縮めようとの気持ちにスイッチが入ります。
できる人になるにはできる人から学ぼう!
そんなことを思いながら電車に乗ったら、すごく細かい時で手帳に書き込みをしている人がいました。
キレイな字で整然と。
とても触発された経験でした。
もっと結果の出せる試験対策。
理路整然と回答して行けるよう繰り返し繰り返し勉強ですね!
さて、お知らせです。
5月16日 柳井
5月19日京都大学・品川キャンパスで
5月20日には大津に講演に参ります!
5月22日東証アカデミー18:30~
5月30日には名古屋に伺います。
5月31日には東京青山IRフェスタ
で登壇いたします。
ふるってご参加くださいね!
写真は5月9日の大阪会場の模様です。満杯のお客様のご来場に感謝です!
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留学せずに英語ペラ~異次元達人技周辺
http://yoshiko115.exblog.jp/21788567/
2014-04-14T12:19:00+09:00
2014-04-14T12:29:33+09:00
2014-04-14T12:19:04+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
これからは必須というか、当たり前にしゃべれることが求められそう。
しゃべれなくても生きてはいけるけど、しゃべれたほうが生活の幅、仕事の仕方も変わってきそうですね。
姪などは親の懐を斟酌せずにとっとと自分で短期留学を決め、「やっぱ、そうなんだろうな。そうせざるを得ないのだろう」と思います。
私が学んでいる講義でも「英文でペーパーを配りますが、それでは困る人」と日本銀行ご出身の先生から聞かれました。
誰も挙手をしない(私以外は!]]>
首席卒業者に学ぶ~結果を出す人とそうでない人の違い
http://yoshiko115.exblog.jp/21718998/
2014-04-07T08:02:00+09:00
2014-04-07T10:16:39+09:00
2014-04-06T09:06:39+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
会社や学校で人を迎え入れたり、送り出したりの時期で、新たな出会いあり、別れありの時期です。
私の通う学校でも新しい方がどっと入学してきました。
日本銀行や国内外の金融機関にお勤めの方、会社経営者、新聞社、報道機関の方たちなど多彩で優秀な方ばかり。
景気動向と春ということもあり、外国人の方が少なかったように思います(外国は秋が入・卒シーズンなんですよね)。
入学後はハードな日々が待ち受けています。学卒で入学される方は別として、社会人として第一線で仕事をしながら学ぼうという方の中には海外担当という方もいて、週に1~2回、韓国や中国に出張というスケジュールの方もいらっしゃいます。
役職についている方も少なくないので、仕事で多忙を極める中、たくさんの授業を取り、課題をこなし、試験を受けて、単位を認定してもらい、晴れて卒業となるわけです。卒業するだけでもひと苦労だと思います。
コピペの博士論文で博士号を取ったといわれる人が世間で騒がれていますが、「ホントにそんなゆるゆるな査定で博士号が取れるのかなあ? この研究科では試験試験試験なのに・・・」というくらい試験漬けです。
さて、首席で卒業されたA先輩を祝って先日、みんなで飲み会をしました。
Aさんはいつも飄々としてにこやかで、誰かれなく等間隔でさらっと、しかし、要所要所で適切な示唆を与えてくださり、フレンドリーな方でした。
そのお人柄から、きっと将来は社長にもなられる方だと思います。社会人としての所作にとても学ぶところが多かった方でした。
卒業祝いの席で初めて名刺をいただきましたが、日本有数の世界的にも有名な大会社にお勤めでした。忙しかったでしょうに、首席卒業ってすごいです。つくずく、まぶしかったですねえ。
前期の首席卒業者の方は中国の方でした。
そして、同期や後輩の中からもすでに首席卒業候補の方がほの見えます。
どんな人が首席卒業者になるか?
同じ授業を聞いていても結果を出す人とそうでない人がいるわけですよね。
段違いに頭がいい人が首席で卒業すると言ってしまえばそれまでですが、何か違いがあるのでしょうか。
頭がいい状態をもっと具体的にいえば、頭の回路がうまく働くように整備されている、うまく働くように使ってきた、そんなふうに育ってきた、その頭回路を磨く環境に身を置いてきた、といえます。
一方で結果を出せないケースは
体が疲れやすく、
頭もうまく回らないから、と言ってしまえばそれまでですが、
体が疲れるような動き方をしている・・・つまり無駄が多い
疲れてしまって頑張れない・・・・でも、休めないような生活状態である
それをサポートしてもらえる環境にはいない・・・家族や仕事が過酷
辛いからなんとなくぼんやりしてごまかしたり、何かほかのことに逃避する。集中できない。
哀しい気持ち、辛い気持ちに支配され、やる気になれない。力が出ない。
そんな状況に陥っている傾向があるように思います。
現実にいっぱいいっぱいで圧倒的に勉強量が足りないからこそ結果が出せていないということもいえると思います。
力が出せない状態から脱するには気持ちの切り替えが大切です。
ただ、座っていて何とかなるものではありません。
私の場合は、受け身で単位がもらえるわけではないので、まずは当たり前に勉強をするほかありません。これはほかの勉強でも、仕事の結果を出すのでも同じことでしょう。
運では乗り切れないことは努力するほかないわけです。
運よく事が運んだ過去の成功体験は何の役にも立たないので、現状突破のためには
勉強に、仕事に精を出す。きちんとやることですよね。
成果が出なかったら量が足りていないか質が悪いか、改善が必要です。
そして、無理してでも笑顔でいることだと思います。
というのも成績優秀者は圧倒的に明るいのです。くらーい感じの人で成績優秀者はあまり見かけません。成績がいいから明るいのかもしれませんが、私は明るい笑顔の人が頭がうまく回っている人の特徴ではないかと思います。これは仕事の現場でも同じ傾向があるのではないでしょうか。
「私なんてダメ」「どうせやってもダメ」などという自己否定から脱すること。そこに逃避しているだけなんですから。
本だけたくさん買ってくる、でも読まない、学ばない、使えない、みたいなことも逃避ですよね。本を買っただけで完成と置き換えてしまっているにすぎません。
さて、まだまだ観る観るオダギリジョーさん作品の一環でリリー・フランキーさんの「東京タワー、オカンとボクと時々、オトン」を見ました。
これも話題の作品でしたが、見逃していたのですよね。
リリーさんは武蔵野美術大学。私も同じ時代に武蔵野美術大学に通っていましたから、ひょっとしたらリリーさんとキャンパスですれ違っていたかもしれません。
オダギリジョーさん演じるムサビの学生のリアルさに学友の人生を垣間見たような気持ちになりました。ムサビには彼が演じるような男性はたくさんいました。懐かしい気持ちになったところで、「あんた、何しに東京に来たん?」という問いかけが胸に刺さります。
このフレーズは映画を見た東京出身者以外の東京在住者にも問われ続けることだろうと思います。
オダギリジョーさんの素敵さはいうまでもありませんが、映画から離れて「これだけいい男だと生き辛いこともあるだろうなあ」と感じました。
出演者も素晴らしく、特に印象的だったのは樹木希林さんの娘さんの内田也哉子さん。懐かしい感じのする品のいいつややかな女性です。
ところで、この作品はいくつもの賞を獲得しますが樹木希林さんは主演女優賞の受賞に際して、賞の主催者の襟を質させるようなご自身のお考えをピシッといわれたそうです。
(詳しくは検索等で調べてみてください)
仕事をする人のプライドからだと思います。
言いにくいこと、でも、それに触れないではいられない「当たり前」なことをいう勇気。
なかなかできないことですが、見習いたいですね。
仕事も勉強も当たり前なことをできるように、がまずの目標点。
すぐにかっこいい状態になれるわけではありませんから何事も一歩ずつ。
すぐにかっこつけようとするのは見栄であり、弱さでもあります。それを捨て、自分には何もない、とまず認識し、それを受け入れることを畏れず、嘆かず、虚脱せず、コツコツと。
というわけで頑張りましょう!
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一生学ぶことだらけ
http://yoshiko115.exblog.jp/19134821/
2013-04-03T00:35:00+09:00
2013-04-03T14:01:47+09:00
2013-04-03T00:36:03+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
雨の降る中、朝10時からの式典に行ってきました!
私が学ぶファイナンス研究科は18時半からなのですが、一生に何度とないことなので早稲田大学の戸山記念会館に足を踏み入れたのでした。
多摩大学大学院は規模的にはこじんまりとしていましたが、早稲田は大学院生だけでもたくさんで、びっくり。さすがマンモス大学です。
アカデミックガウンを召された角帽姿の鎌田総長が祝辞を述べてくださり、そのあと、「あっ」とびっくり! 多摩大学大学院でも気さくなお話しぶりで温かいお人柄全開でご講義くださった野中郁次郎先生がこの日、名誉博士学位贈呈を受けられたのです!
贈呈に対する礼辞を述べられた野中先生はいつもの温かいサラサラとしたわかりやすいお話しをされ、世界的に有名な先生なのに、いきまず飄々とされているところがすごいなあと思いました。
勿体つけた重厚な話ではなく、大切なことをサラサラとお話しされるから、余計に感動するわけです。
それにしても武蔵野美術大学の入学式の時も桶をひっくり返したような大雨でした。
今日もまた雨だぁ。
ことごとく雨に好かれているようで、入学式のたび水も滴る状態になってしまいます。
冷えた~と大学近所の汁物やさんに入って温かいものを頼んだら、たくさん席が空いているのに「ここに座ってもいい?」と初老の女性が。
続いて、初老のご夫婦。
ご子息の入学式に出席された親御さんかなと思っていたら、なんと皆様は博士課程後期にチャレンジされている方たちなのでした。
おお~♪
心強いような、なんというか・・・・。
ひょっとして一生勉強ってことかも。
夕方のガイダンスでは「大学院の中には単位をもらえたらたいていAという学校もあるようですが、ココは違います。しっかり勉強しないと単位認定をもらえませんから心して勉強するように」とのアナウンスが。
おお~♪
大丈夫かしら?
それにしても一生勉強だなあ。
けして勉強が好きではないはずなのに、
世の中のかわりようの速さに学ばないと気が済まない、というか、人前でお話しさせていただく機会が多い仕事なのでやはり、学び続けねば枯渇してしまいます。
昼間も博士号後期挑戦のみなさまにそんなお話しをしましたら大いにうなずいていらっしゃいました。
机に向かうと目がしょぼしょぼするのですが、それにも共感してくださいました。
60歳台で博士課程後期にチャレンジする先輩の姿に励まされながら、
学びは続くよ、どこまでも。
主体的に学ぼうととしなければ、学べない。
野中先生のお言葉も頭の中でぐるぐる。
知恵熱だけは出るのですが
肝心の知恵が身につくのはいつのことやら。
姪たちに「うちの叔母さんはいつまでも大学や大学院に通って四苦八苦していたなあ?」という思い出の遺産は残してあげられそうです。
彼女たちがいつか、ふと、「なぜ叔母さんはあの年でも学校に通っていたんだろうか?」と思い、仕事や人生を考えるきっかけにしてもらえたらとっても嬉しいなあ・・・(^^)]]>
株の利益で無形資産に投資しておこう!
http://yoshiko115.exblog.jp/18737235/
2013-03-09T23:09:00+09:00
2013-03-12T03:16:59+09:00
2013-03-09T23:09:30+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
いま、補講の真っ最中で法学と数学の準備講座が終了。
今週からは簿記の基礎知識の講義です。
簿記は勘定項目などのうろ覚え部分を一から教わることができ、おもしろく感じつつあります。
簿記で出会う漢字にはなじめる部分があることも救いです。
しかし、問題は数学ですねー。数学なんて四半世紀ぶり。授業は楽しかったけど、問題を解く前に頭が溶けてしまいました。
私は中高と転校転地が多かったので、行く先行く先で教科書の進み具合が違い、そのうちに何が何か分からなくなってしまったのでした。
一生、わからないままでいるのは残念だなと思っていましたので、数学の授業を受けられたことは幸いでしたが、先生が説明してくれると「おお! なるほど!美しい!」と思うものの、試験となるとアタマの中身はイレイサーにかき消され・・・・。理解が進むのは相当先かと思います。
法学の補講では民法、会社法、商法を六法全書から引く作業を教わり、法学部の学部学生の方ならすでにご存じのことばかりかもしれませんが、美大⇒多摩大学大学院と進んできた私にとっては初めてのことばかりで新鮮でした。
補講を受けるうち、ふと気がついたことがいくつか。アカデミックな授業が多い早稲田と少し角度が違って、多摩大大学院って今から思うと、実にユニークな場所だったなあと思います。どっちも行けてよかった感。
さて、この年で何故、また大学院に?と思うわけですが、ちょっとパブってきた株式市場を横目に、かつてのバブル期の反省として、無形資産、有形資産のうちとりわけ無形資産にお金を転換しておくべきだと思ったから。
ほとんどの人がここのところの上げ相場で資産を2倍くらいにしていると思いますが、私の再投資先は自己投資に向けることに。
以前のバブルの時は株に再投資して、その後、それなりにへこんだので、利確できた端から、子供の時に学びたかったこと、しのこしたことに費やすことに。
それにしても、私の父も母も楽しむことが本当に下手な人たちでした。
彼らが心から何かを楽しんでいた姿を一度も見たことがありません。
人は誰しも天才に生まれてくるように思いますが、最初に出会う親族らにフレームを作られて、いつしか似た人、ただの人になっていくのだと思います。
その意味で、自分でフレームは壊し、自分の人生を取り戻さなくてはならないと思います。
心から楽しいと思える何かを求める中に、四半世紀ぶりに解く数学が入っていていいかどうかはさておき、
「学費を工面するのがどれだけ大変なことか」と親にプレッシャーをかけられながら、何のために学ぶのか、よくわからないまま、学校に通うことがつらかった子供時代の思い出から解放されて、もっともっと勉強したいと思っています。
バブルはこうして楽しむものだ、というのが今の考え方です。
早稲田大学大学院を果たして何年で卒業できるかはわかりませんが、無事に卒業したらなおもあと2つ行きたい学校があるので、株価にはそれが果たせるまでしばらく保ってもらいたいです。
再投資は自分の新たなフレーム造りに。無形資産に。
神様には夢がかなうまで株価もさることながら、ボケさせないでくださいなとお願いしよう。
株価は底値から5割反発の過去経験側を当てはめると日経平均株価はあと1000円くらいは上がれるかもしれませんね。
よっ! ミスター日経平均、しっかり~!]]>
英語力を鍛える! 次のTOEICテストは10月21日
http://yoshiko115.exblog.jp/18000578/
2012-09-24T22:05:00+09:00
2012-09-24T22:12:09+09:00
2012-09-24T22:05:04+09:00
yoshi-aki2006
スタディ
定期的に受験していないと忘れてしまうので年数回は受験するようにしています。
今回のTOEICテストは比較的やさしかったと思います。が、やさしいから回答正解率が上がるかというとそうでもないので注意が必要。特にヒアリングは途中から集中力が落ちてきて、聞き取りにくくなることと、回答に自信が持てていたはずなのに、回答欄にマークする段になって迷いが生じてくること。
えっと、何だっけと考えているうちに次のヒアリングが始まり、ここでペースがくるってしまいがちになること。
だから、いったん回答したらもうその答えに関する迷いを引きずらないで、どんどん次のヒアリングに体勢を整え、向かっていくことが大切になります。
次のリーディングではもたもたしていると時間が足りなくなってしまうので、とりあえず、残り30分になったら、ラストまで4択のマーキングをアバウトにしておき、後はしっかり、本文を読んで正解率を高めていく作戦がいいと思います。
気持ちを落ち着けると、パッとわかったりしますから、あせらないようにします。
私の後ろの席では男性がやたらとため息をつき、斜め後ろの女性はリーディングが始まって10分もしないうちにパーっとマークし始めました(鉛筆の音が一気にしたのでわかりました)
その気配で「あ、みんな結構手こずっているんだ」と逆にこちらの気持ちが落ち着きました。
今回はテスト前にブドウ糖補給で甘いパンケーキみたいなものを食べたのですが、意外と胃がもたれてしまいました。パイナップルやグレープフル―ツなどの果物のほうが良かったかな―と思います。
それと写真はどうしても直前にバタバタと撮り、糊やハサミを忘れ、焦ることになります。ハサミは受付で貸してもらえるし、いざとなったらコンビニがあるので落ち着くことです。
結構、準備したつもりでも、シャーペンや消しゴムを忘れます。
キオスクで105円でシャーペンは買えるし、コンビニで大体そろうので、落ち着きましょう(経験者としてそう思います)
受験する度に、役割レッスンが必要だと感じます。旅行代理店、ソフトウエア、テクニカルサービス、カスタマーセンター、不動産仲介業。さまざまな役割になりきり、使う英語を探して、eメールを書いてみたりする。すると、TOEICのリーディングう力が上がるし、ボキャプラリーも増えますね。
アプリで「TED」や「CNN」などのツールを探し、ネィテイブイングリッシュの耳慣らしをしておかないと、日本人イングリッシュではヒヤリングもスピーキングも上達しないなあというのが実感です。
最近、着任したネィテイブ先生の言葉でポピュラーなものなのに全く聞き取れなかったです。これから英語は必須です(いまさらですが・・・・)から、必死に耳ダンボで食いついていこうと思います。
日本人で留学体験がないのにネィテイブ並みに話せる先生が「私は英語の歌でレッスンした」と言ってました。参考になります!
プラス、モチベーションを上げるいいお話。
80歳から英語を始めて90歳で話せるようになった人がいるんです。
その半分の若さの人なら、もっとできる!
頑張りましょう!
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